斜面梅林 岩場庭園 | 清多夢クラブ

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 日本百名山・筑波山(標高877m)の南西斜面に梅の名所がある。斜面に広がる4.5ヘクタールの梅林に、約1000本の梅が植えられている。白梅と紅梅の比率は4:1ほど。筑波山梅林の最大の特徴は、黒っぽい岩石が点在する岩場の梅園だ。天然の大きな箱庭のようだ。

 斜面梅林の標高差70mほど。梅林の中央には、雨が降れば流れる渓流があり、木橋が架かっている。園内の随所に展望ベンチや見晴し台が整備されている。自分の体力に合わせて上ることが出来る。途中、縁結びスポットとて、「福来梅の木」があった。以前は無かったと思う。小生は、「登山路」を2往復した。翌日筋肉痛を予想。

 園内各所に点在する大きな岩石は、筑波石と呼ばれる。地下深い所でマグマが冷固まった岩石で、亀裂が少なく、耐久性があり風化に強い。庭石、墓石、記念碑石などに使用されている。女体山には、「弁慶七戻り」などの奇岩・怪石が多くある。登山者の目を楽しませてくれる。
 

写真1 見返し縁台から筑波山梅林を望む。

 

写真2 南西斜面に咲く梅。

 

写真3 筑波石と梅。

 

写真4 石段や木橋の周辺の梅。

 

写真5 「福来梅の木」と蝋梅。

 

写真6 筑波山の梅種類。

 

写真7 梅林の案内図。