浦賀水道 房総の朝日 | 清多夢クラブ

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ランして、歩いて、観て思うことを・・。

 東京湾浦賀水道で日の出を迎えた。房総半島の暁空に朝日が昇る。神々しい朝焼けだ。振り向くと横須賀市の遠方に、淡い富士が浮かんでいた。

 1日500隻以上が航行する浦賀水道。外海から東京湾深部に入るためには、この水道を含めS字状に船を進める必要がある。浦賀・観音崎と富津岬との距離は、7.5kmほど。この間に幅1400m×長さ1500mの浦賀航路がある。右側通行ルールが適用されている。

 最近はこの海域での事故は減っている。遺構である第3海保が10年に撤去されたことが大きい。しかし、2014年に貨物船同士の衝突事故で大量の重油が流失し、富津海岸が重油で汚染された。また、10年前には自衛艦イージス艦と漁船が衝突している。外国大型客船の船長は緊張する水道だ。

千葉県富津市の岡に、「東京湾観音」が立っているのが遠目で確認できた。高さ56mの観音像は、東京湾およびその先に延びる外洋を向いている。世界平和祈念と戦没者慰霊の救世観音像。昭和36年に建立された。60年間余立ち続けているので、「白い灯台」のようにも思える・・。
 

写真-1 房総半島の夜明け、浦賀水道にて。

 

写真-2 神々しい房総の朝日。

 

写真-3 クルーズ線右舷デッキで御来光を・・。

 

写真-4 右側に房総半島、左側に富士が・・。

 

写真-5 富津の岡に立つ東京湾観音像と日輪。