東京建築祭で、日本橋の一等地建つ「三井本館Ⅽ2」を訪れた。今回、合名玄関、エレベーターおよび5階オフィスフロアが特別公開。三井本館は、三井グループの本社機能を集中させるために建設。現在の建物は、関東震災で被害を受けた旧本館を建て替えたもの。米国の設計・施工で昭和4年に完成。平成10年に国の重要文化財となる。
三井本館は、接道面には堂々としたコリント柱が並び、外壁に花崗岩が使われ格調高い建造物となっている。建物の内装にはイタリア産大理石を使用。全館完全空調を導入した。格納する三井銀行・信託の大金庫は、米国産の重量50トンで、日本橋川を使用したという。本館の内覧は、少人数のガイドツアーが年に数回開催される。
現役のオフィスビルとして使われているが、7階には三井家が収集した美術品を展示する「三井記念美術館」がある。隣に日本橋三井タワーが建設される際、三井本館の景観を守ることが優先された。「保存と開発の両立」を心掛けて、日本橋の景観を維持。記念美術館へは三井タワーのアトリウムを抜けて、専用エレベーターで上る。
写真1 日本橋三井本館。[重要文化財]
写真2 コリントの柱を並べ格調高い外観。
写真3 一部内部を特別公開。
写真4 本館7階は美術館。隣接する三井タワー(高さ195m)。
写真5 三井タワーのアトリウムから記念美術館へ。
写真6 ライトアップされた三井官[2013年3月撮影]。






























