こんにちは!
東京は雨ですね・・・そして寒い・・・!!
今日は【自然妊娠と不妊治療の間にある「壁」】について書きたいと思います。
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世の中のイメージとして、こんな図があると思います。
僕らは、学校の性教育で
「子どもの作り方」は習っていないし(避妊はめっちゃ教えられる)
だから妊活するまでは
「子どもを作るって難しい」ってことも知らないし
子作りのことがオープンに語られることもないから
「不妊治療はなんか触れちゃいけないもの」と生殖医療を活用したことがない人は感じているし
だから「分断(壁)」が出来上がっていると思っています。
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でも、実はこの分断の図は正確ではないと思っています。
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実際はこうなんじゃないかな。
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「不妊治療」と言っても、本当に人それぞれだし、
なんなら排卵日検査薬は「第一類医薬品」なので、
子どもを授かる努力の過程で、何かしらの「医療/医薬」のサポートを受けてる人が多いと思うんです。
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「妊娠」の話になると、どこか「医療/医薬」の力を借りないほうがよいみたいな、
謎の自然崇拝主義が「分断」を作り出し、暴力をふるってくるけれど
なんなら、「出産」なんてほとんどの人が「医療」の力を借りてますからね。
出産では医療を活用して良くて、
妊娠では医療を活用するのが特殊という考え方は、
実態を知らない人たちが勝手にもつ「固定概念」だと思うんです。
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少し別の話もすると
よく「不妊様」という言葉が使われたりしますが、これもまさに分断が生み出した言葉だと僕は思っています。
これもこんな簡単に分けられるものじゃなくて、
どんなステップにいる人だって「子どもができなくて悩んで、精神的に疲れちゃうこと」ってあると思うんですよ。
それも、夫婦の状況によって理由もバラバラで。
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世の中は「分断」した方が何かと説明しやすいし、便利なんですけど、
実態はそんなシンプルじゃないよってことを僕は伝えていきたい。
(補足)「LGBT」という言葉の認知も広がりましたが、じゃあ4つなの?というと実態はそうでもなくて、もっとグラデーションだったりします。
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もっというなら、妊活・不妊治療における「男女の分断」も無くしていき、
もっと夫婦が一緒に取り組めるように、社会の認識を変えていきたいなって思ってます。
おわり
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