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ARIONの預言解読──音楽に載せて

】(Rohiṇī)=【】(武器8)は、「雨降り星」と呼ばれる。となると、

」(阿米)は、シュメール語の「a2-me3」(武器)と同源と思われる。

me3」(battle)の「a2」()、という語構成である。これは分かり易い。

 

#当然、「」(阿米)=「rain」のニュアンスからすれば、「a-me」(神の水)のほうが原義だ。

#それが、ARIONが示す、“「だけを武器に  闘い抜くのだ”…と同じような意味合いで、

#「a-me」(神の水)が、「a2-me3」(闘いの力)=「武器」、になる。この様に把握可能である。

 

*   *   *

 

つまり、まとめると、「」(阿米)=「a-me」(神の水)=「a2-me3」(武器)、であり、

」(阿米)は、【MYA MHWA】(Being-water137)=【DMOA】(137)、で、

結局、「」(阿米)は、「人魚の涙」とか、「真珠の涙」とか、呼ばれるものと言える。

龍の目から落ちた涙は、海に沈んで真珠貝の懐で真珠になった』(99/07/21)、と、

明確に語られている以上、「真珠の涙」は、「真珠になった龍の涙」にほかなら無い。

 

 ・【DMOA D・十NYNA】(龍の涙784)=【ADM ṢOLW十A】(猿田毘古784

 ・【DMO十A D・十NYNA】(龍の涙1284)=「Βαβυλ ώ ν」(1284)=【BBYL】(66

 ・【NXΣA LBNYA D・MXM B・A十WNA】(竈の中で精錬され磨かれた真鍮1284

 ・要するに、【NXΣA LBNYA】(磨かれた真鍮596)=【BRQA AWKMA】(黒雷596

 ・【ΣLYA AMYNA】(永遠の沈黙596)=【NGYBW十A】(drought596)=【GP十A】(vine596

 ・【NWMA D・ΣMYA】(天の島596)、【BY十 ZBNA】(時間596

 ・【QΘYGRNA】(accusation596)、【GWNA BY十】(竈色596

 ・【PQOA AWKMA】(黒雷463)=【ZWOA D・RXMA】(wombのquaking463

 ・【DYNA GMYRA】(final jugdement463)=【MKRA NXWBA】(薄い朱463

 ・【KWBA ΣΘXA】(野薔薇463)=【RWDA ΣΘXA】(野薔薇735

 ・【NHRA D・MΘRA】(雨の河735)=【DMOA D・NWNA ANΣA】(人魚の涙735

 

#【RXMA】(361)は、【RXMA】(womb361)=【BRWLXA】(真珠361)。即ち,

#ARIONが言っている「」は、「真珠」になった「龍の涙」にほかならない。そのとき、

#結局は、ARIONが言っている「」は、【DMO十A D・十NYNA】(龍の涙1284)。

#それは、ヨハネ黙示録で語られている【NXΣA LBNYA D・MXM B・A十WNA

#(竈の中で精錬され磨かれた真鍮1284)、即ち、端的に言うと、【NXΣA LBNYA

#(磨かれた真鍮596)=【BRQA AWKMA】(黒雷596)=【GP十A】(596),だ。(※「贈り物」だ)

#【PQOA AWKMA】(黒雷463)、即ち【ZWOA D・RXMA】(wombのquaking463),

#これこそが、【RXMA】(361)=【BRWLXA】(真珠361)。そういう話になっている。

 [NE](

 

 [UD](

 

上に掲げた楔形文字の[NE]()は、「kum2」(hot)と読まれる。その一方で,

別の楔形文字の[UD]()も、「kum4」(hot)と読まれる。これは、一見すると、

錬金術における“「」=「太陽」”の等式に矛盾するかのようだ。しかしながら、

そうではない。今回の記事では、その点について、まずは丁寧に説明しておく。

 

*   *   *

 

メソポタミアでは、「babbar」[UD]()は、そのまま、「ud」[UD]()を表す。(※「day」も「sun」も意味)

然るに…エジプトでは、「ḥḏ」()は、そのまま、「ḥḏ」()を表す。そのさいに、

ḥḏ」()=[NE]()は、即ち「ḥḏ」()=「babbar」[UD]()=「ud」()。

これ即ち、「ḥḏ」()=「ḥḏ」()=[NE]()を、「babbar」[UD]()、と見て,

UD]()を「kum4」(hot)と読むのに等しく、[NE]()を「kum2」(hot)と読む。

そういう話だ。[NE]()=「babbar」[UD]()=「ud」()と見ているわけだ。

 

#「阿治志貴多迦比古泥の迦微」において、「」は、「ne3」()とともに、

#「ne」()、即ち、「ḥḏ」()=「ḥḏ」()=[NE]()を表す。それゆゑ、(※先ず「」を表す)

#この「」は、「babbar」[UD]()=「ud」()=「太陽」、を表している。

 

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だからこそ、摩登伽経が、“「」(阿治)=【】(Ārdrā)”の主宰神を、「日神」に作る。

同様。だからこそ、【ALHA D・KSPA】(銀の神247)=【DQLA】(棗椰子247)は、

ALHA D・XYLA】(力の神126)=【MDNXA】(126)、【】=「」(阿治)、だ。(※魔方陣に注意)

此の「日神」は、【YMM十A】(622)=【】(50)=「飯豊」=「青海」(シリウス)。

NWHRA D・ΣMYA】(天照852)=【十MRA】(棗椰子852)=「シリウス」なのだ。

 

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以上に鑑み、「」(久麻)=【DBA】(10)=【OSR】(450)は、

“「」(阿治)=【】(Ārdrā)”の主宰神である「日神」を表しているし、

そもそも、「」(久麻)は、「kum4」[UD](hot)を表している。そのうへ、

kum2」[NE](hot)を表している。結局、「」()=「ne」()を表す。(※続稿を予定)

 [MAŠ

 

八咫烏」=【NOBA RBA】(大烏450)=【OSR】(450)。このゲマトリアは、

重要度が高い。このゲマトリアにおいて、漢数字の「」は、「10」も、「20」も、表す。

楔形文字の「」が、「maš」(twin)=【】(陰陽宮)=【】(20)、を表すからだ。

つまり、いわゆる「八咫烏」(ヤタガラス)は、【DBA】(10)を含意しつつ、更には,

maš」(twin)=【】(20)=「Hasta」()=【OWRBA】(uga392)までも、含意。

 

#元はと言えば、「八咫烏」(ヤタガラス)が、【OWRBA】(uga392)=「カラス座」なのは、

#至極当然の話だろう。即ち、【NOBA RBA】(大烏450)=【OSR】(450)において,

#漢数字の「」は、「maš」(陰陽宮)=【】(20)=「Hasta」()、と見立てられている。

 

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以上の通り。「」(久麻)に関して言えば…【DBA】(10)だから、漢数字の「」であり,

結果的に、「maš」(twin)=【】(20)=「Hasta」()=【】(カラス座)、を完全に含意。

 

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宿曜経は、メソポタミアにおける照応の様に、【】=【】=「廿」に対し、その主宰神を、

日神」に作る。ところが、摩登伽経の場合、どういうわけか、【】=【Θ】=「」に対し、

その主宰神を、「日神」に作る。「」の字は、「maš」(Twin)=【】(20)、も提示する。

だから、【】=【Θ】=「」、の主宰神が、「日神」であっても、なんら問題が無いわけだ。

Hebrewの【OMR】(sheaf430)乃至【OWMR】(sheaf437)に由来する【GMWR】(omer361)があり、「」()は、【RXMA】(womb361)=「karašu」(womb)を含意する。その一方で、【DBA】(10)は、

OSR】(450)だから、【NOBA RBA】(大烏450)に重なり、「」(カラス)を含意する。そのとき、

いわゆる「熊曽」(クマソ)は、「」(カラス)に重なった「karašu」(womb)を示す。これは興味深い話だ。

 

 ・「ṣarru」(sheaf)は、「ṣarru」(火星のflashing)に重なる。

 ・「kurillu」(sheaf)は、集合名詞として、「kurillu」(sheaves)=「the harvest」。

 

#「kannu」(binding for sheaf)は、ひとまず横に置くとして、「kurillu」()は、もちろん、

#「kurillu」(the harvest)=【XṢDA】(the harvest116)=「Hasta」()=「カラス座」,

#である。【OWRBA】(uga392)=「」(カラス)は、「火星」のコード・ネームなので、

#「ṣarru」()=「ṣarru」(火星のflashing)は、「kurillu」()=「Hasta」(カラス座)…だ。

#【GMWR】(361)=【RXMA】(womb361)=「karašu」(womb)にも注意すべきだ。

 

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ここで、【OMR】(430)=【MNA XWRA】(白髪430)は、

ΘBOA】(封印95)=【SYBA】(白髪95)に重なる。つまり、

」(タバ)は、【ΘBOA】(封印95)、という見立ては大正解。

その場合、【ΘBOA】(封印95)は、【OMR】(430)…即ち、

GMWR】(361)=「karašu」(womb)、を指示するのである。

 ・【AAR】(air304)  ※複数形は、【AARS】(airs374)。

 ・「ἀ ήρ」(air309)=【ASΘPNWS】(ステファノ309)=「kilīlu」(wreath)  ※「GreekNote」を参照。

 ・【AARYA】(airy326)、【AARY十A】(airy826)、【AARNA】(airy366

 ・【AB】(August5)  ※異形に【ABY】(August25)あり。

 ・【AB YRXA】(the month Ab336

 ・【AB】(5)、【ABA】(7)  ※複数形は、【ABHA】(父達13)や【ABH十A】(父達513)。

 ・【ABS】(Father75)、【ABAS】(Father77)、【ABWS】(Father82)  ※Graecised form

 ・【ABA】(fruit7)、【ABBA】(同左10)  ※複数形に、【ABNA】(fruits67)、【ABBNA】(同左70)。

 ・【B・ABDYA】(alike35)、【B・ABDYN】(alike93)  ※「continually」の意味あり。

 ・【ABDN】(loss70)、【ABDNA】(loss72)、【BR ABDNA】(one who is ruined375

 ・【ABD十A】(lost thing512)=【MΣNA】(fresh dates512)=「σα ΐ τα」(512)=「Sirius

 

時間は掛かるが、辞書の主要な語句を、頭から拾っていく。先ず、冒頭から、

ἀ ήρ」(air309)=【ASΘPNWS】(ステファノ309)=「kilīlu」(wreath)が、

AAR】(air304)=【QWPDA】(304)、という、自明なゲマトリアが登場。

 

その場合、【AARYA】(airy326)、【AARY十A】(airy826)、【AARNA】(airy366)は,

全て、【QWPDA】(304)を含意することになる。たとえば、【AWRWZA】(rice326)、

RGYA】(moist326)・【RGY十A】(moist826)、【AWQYNWS】(the ocean366)、等。

 

 ・【AWRWZA】(rice326)は、「飯豊」=「豊御食」=「豊御毛」を表す。

 ・【RGYA】(moist326)・【RGY十A】(moist826)は、【】(50)を表す。

 ・【AWQYNWS】(the ocean366)についても、【】(50)を表す。

 ・したがって、これらは、全て、【QWPDA】(304)を指し示す。

 

#もちろん、複数形の【AARS】(airs374)は、【DABA MΘRA】(雨狼374),

#即ち、【DABA ΣMYA】(天狼484)=「シリウス」を含意。この点に鑑みると、

#【DYBA MΘRA】(雨狼392)・【OWRBA】(uga392)も、「シリウス」であり、

#【PARA】(木実394)=【AYRSA】(山由理草394)も、まさしく、「シリウス」だ。

#【DAYBA ΣMYA】(天狼504)=【ΣPWDA】(504)=「シリウス」である。

 

*   *   *

 

そのほか、複数形の【ABNA】(the produce of the earth67)は,

ABNA】(67)=「伊奈利」(稲荷)。これも、自明なゲマトリア。(※エジプトの「inr」()である)