「Χουνθα」(1130)は…【ŠBṬA D・NPTLY】(ナフタリ族、1130)に重なります。
ナフタリ族のエリアは、ガリラヤ湖を含むので、「ナフタリ族」にも、注意が必要です。
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これは、「クタとガリラヤは切り離せない」という謎に、一つの橋をかけるものだと思います。
ナフタリをめぐって重なる点
①ハマトもナフタリの町:ガリラヤ湖畔のハマト(【ḤMT】559、シリアのハマトと同じ綴り)が出てくる
ヨシュア記19:35は、まさに、ナフタリの町の一覧です。ハマト、ラカト、キネレト(ガリラヤ湖)が、
ナフタリの領域として並んでいます。
②最初に住民が連れ去られたのもナフタリ:列王記下15:29で、ティグラト・ピレセル3世は、
「ナフタリの全地」を取り、住民をアッシリアへ連れ去りました(前732年頃)。サマリア陥落より
前に空になった土地です。移住民を入れる先として、まずここが考えられます。
③イザヤ書の「異邦人のガリラヤ」:イザヤ書8:23(9:1)は、「ゼブルンの地とナフタリの地」を
「異邦人のガリラヤ」と並べて呼びます。
思いつき:鹿
ヤコブの祝福(創世記49:21)で、ナフタリは「放たれた雌鹿」と規定されます。その一方、先行記事
では、クタの神ネルガル(【NRGL】404)=【觜】=mṛga(鹿)でした。クタ(1130)とナフタリ族(1130)が
数価で重なり、さらにクタの神とナフタリの規定文が「鹿」で重なることになります。