>蛇の顔をしたもう一人の神、アーは、その名前が単に「戸」を意味することから、
>エジプトの信仰において蛇が活動する境界領域を表しているのかもしれません。
>通常、ドゥアトでは蛇は悪者とされ、巨大な蛇の悪魔アペプなどがその例ですが、
>エジプトの思想では、蛇はしばしば肯定的で保護的な力でもあり、おそらく立ち
>上がったコブラの姿をした女神イアレット/ワジェトがその最たる例でしょう。
(※上掲のホームページより引用)
* * *

ここで、ピン・ポイントで注目したいのは、「‘ꜣ」(door)という名の神が、明らかに、
「蛇」である点。即ち、ここでは、少なくとも、「戸」=「蛇」なのである。そのことは、
メソポタミアに於ける「ṣarru」(socket for doorpost)・「ṣerru」(蛇)に繋がっている。
#但し、「控通」というモチーフが、「‘ꜣ」(door)に内在するのか。
#この点こそが、最も大事なところだ。引き続き、見ていきたい。
