「kՅ-ḳw」(砂の精霊、239)=【QWΘYA】(heap、239)=「‘ḥ‘」(heap、169)=「‘ḥ‘」(wealth、169)は、
「穂」(本)=「ḥՅw」(wealth、18)=「ku₁₀」[𒈪](to be dark)である。このとき、「穂積臣」の「穂積」は、
言わば、同義語(類義語)を並べた二字熟語であり、「迦玖」(砂の精霊)を含意する。こういう話だろう。
「ḳw」(loaf、207)=【ABQA】(砂、207)が、「ku₁₀」[𒈪](to be dark)に重なる点を記憶しておくべきだ。
#ちなみに、ここで、「ku」[𒆪](tp place)=「wdi」(to place)=「udi」(日)だから、(※「日置」に注意)
#「置」(チ)=「ty」(願い)=「tr」(願い)=「tr」(時)=「utu」(時)=「utu」(日神)。
#つまりは…「ku」[𒆪](置)を表記する楔形文字の[𒆪]は、漢字の「日」に重なる。
#「d」(to place)=「d」(手)=【Y】(手、20)=「utu」(日神)からも、こう言えるはず。
#全く同様に、「wdi」(置、32)=【YWD】(手、32)=【Y】(手、20)=「utu」(日神)だ。
* * *
「布波能母遅久奴須奴神」において、「久奴」は、「kūnu」(firmness)であり、また、
「ḳw-nw」(時の砂、274)である。上述に鑑みるならば、「母遅久奴」の「母遅」は、
やはり「m-‘-wdi」(手の中に置く、162)なのだ。「ḳw」(砂、207)=「泡」(阿和)は、
「沫雪」(天照大御神)、つまり、「ku」[𒆪](置)=「wdi」(置)=「udi」(日)、だから、
正しく、「日置」が表す「ku」[𒆪](置)は、「ḳw」(砂、207)=「泡」(阿和)を含意する。
「母遅」(麻・宇遅)に含まれる「宇遅」(置)は、「ḳw-nw」(時の砂、274)を完全含意。
もちろん、「母遅」は、「mՅ‘w-wdi」(gifts to place、171)と見ても、話は、変わらない。(※前項も参照)