・【觜】(Mṛgaśīrṣa)=【X】(Ḥēth、9)=【十ΣO】(九、980) ※「肥国」(建日向日~)
・【張】(Uttara Phālgunī)=【N】(Nun、60)=【Σ十YN】(六十、980) ※「吉備児島」(建日方別)
この二者は、【十ΣO】(九、980)=【Σ十YN】(六十、980)、という具合に重なる。
今回は、その重なる意味合いについて、見通しを持って記述する。以下の通りだ。
* * *
最初に、【觜】(Mṛgaśīrṣa)に当たる【XY十】(Ḥēth、529)は、「隼人」(spy),
つまり、「ḫayyattu」(spy)=「ḫaḫḫūru」(spy)=「ḫaḫḫūru」(烏)を含意する。
即ち、「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)=「mՅ‘-kՅ-r‘」(真春日)を含意。
同じように、「肥国」の【DWHNA】(肥、80)についても、【O】(目、80)である。
【DWHNA】(肥、80)も、【軫】(カラス座)=「kՅ-r‘-šw」(春日)の提示である。
ところが、「吉備児島」において、「吉備津」=「qibītu」(command)であって、(※漢字では「命」である)
「吉備」は、「qību」(command)の形容詞の形であり、つまり、「吉備」(命)は,
【XYA】(命、31)=【GDYA】(山羊魚、31)=「makara」(和迩魚)を完全含意。(※「生きている者」の意)
つまりは「烏」(カラス)=「kՅ-r‘-šw」(春日)=「mՅ‘-kՅ-r‘」(真春日)を含意。
しかも、【GDYWNA】(児、98)=【GDYA】(山羊魚、31)=「makara」(和迩魚)。
#以上に加えて、そもそも、【鹿首】(Mṛgaśīrṣā)の「mṛga」(鹿)は、辞書を見れば、
#【GDYA】(山羊魚、31)=「makara」(和迩魚)を意味する。此の点まで含めると、
#冒頭の二者が伝えるものは、究極的には、「韓」(訶良)=「kՅ-r‘」(春日)だろう。
#【NN】(Nun、120)まで、【KP】(掌、120)=「kՅpw」(鰐)=「mՅ‘-kՅ-r‘」(真春日)。