「日子人之大兄王」の系譜に関しては、既稿において吟味した。今回は、
「忍坂日子人太子」(麻呂古王)の系譜を吟味する。とりあえず…系譜は、
「息長真手王──比呂比売──忍坂日子人太子」である。分かりやすい。
・「息長」……「karašu」(長息)=「kՅ-r‘-šw」(春日)を表す。
・「真手」……「mՅ‘-šw」(真日)や「mՅ‘-r‘」(真日)や「mՅ‘-kՅ-r‘」(真春日)を表す。
・「日子」……極めて単純に、「sՅ-R‘」(日神の子)を表す。
・「人」………「‘nḫ」(人)=「‘nḫ」(鏡)=「R‘」(日神)を表す。
ひとまず、ここで、「忍坂」における「忍」は、【ΣWΣA】(忍、809)であって、
「šw-sՅ」(日子)を表す。「坂」(サカ)は、「sՅ-kՅ」(子春)を表す。その場合、
少なくとも…「比呂比売」の「比呂」は、エジプト語の「hrw」(daytime)を表す。(※「day」の意味あり)
#そういう訳で、「日子人太子」の弟である「坂騰王」や「宇遅王」については、
#「坂」(サカ)が、「sՅ-kՅ」(子春)を表し、又、「šw」(騰)が、「šw」(日)を表す。
#「宇遅」は、「ud」(日)で、「比呂」(日)を承け継ぐ。「sḳd」(坂)は、とりあえず、
#「šukudu」(シリウス)である。結局のところ、「tՅ-kՅ-r‘」(熱春日)を提示する。