「土左国」の別名である「建依別」について、此処で検討してみるとしよう。
まずは「土左」=【ΘWSA】(孔雀、89)=「dosa」(忿怒)であり、「土左」は、
「伊佐知」(忿怒)=【ADR】(火神、307)=「刈幡」(闇)=「Sirius」、を含意。(※「barbaru」(狼)に注意)
* * *
上述を前提として、先に、「熊曽国」(建日別)を考えてみよう。さしあたり,
「熊」(クマ)は、「ḳmՅ」(to create)に掛かって、「建」(新たに造る)を含意。
それを踏まえるなら、「土左国」(建依別)の「建」(新たに造る)については、
「iri」[𓁹](to create)=「īnu」(目)=「犬」(伊怒)=「Sirius」を提示。然らば、
「依」(余理)についても、「iw-wr」(大犬)を表す意図が働いてゐると言える。
#以上から分かるように、古事記の「建」の字の訓みとして、「タケ」や「タケル」のほか、
#「久麻」=「ḳmՅ」(to create)とか、「伊理」=「iri」[𓁹](to create)とか、も想定される。