古事記の分野説において、【軫】(Hasta)=【O】(目、80)=【OYN】(目、160)は、
「大島」(大多麻流別)である。このとき、背景に、どのような言葉が有るだろうか。
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今、島の固有名は、「wr」(大)である。これは、「ur」(犬)に当たる。ところが、
【OYN】(目、160)=「īnu」(目)=「伊怒」なので、島の固有名の「wr」(大)は、(※記に「伊奴」は皆無)
「犬」(伊怒)を表し、結果として「īnu」(目)であるところの【軫】(Hasta)を表す。
ここで、「犬」(伊怒)は、「シリウス」を含意する。「mašrû」(wealth)を含意する。(※「棗椰子」を含意する)
それ故、シリア語で、【OYN】(目、160)=【AYLNA D・XYA】(命の木、160)。
然らば…「大多麻流別」の「多麻流」は、【十MR】(棗椰子、850)で間違いない。(※アラム語かへブル語)
#さらに言うと、【軫】(Hasta)は、「erēbu」[UGA.MUŠEN](カラス座)であって、
#「erēbu」[KU4.RA](to enter)を含意する。したがって、「入」(伊理)の淵源は、
#「ir」に充てられる二子音文字の[𓁹](目)なのだ。要するに、「入」(伊理)とは,
#「wr」(大)=「ur」(犬)=「犬」(伊怒)=「īnu」(目)=【軫】(Hasta)を含意しよう。
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古事記において、「白犬」が、「inw」(gifts)として描かれる…ということは、
「犬」(伊怒)=「īnu」(目)は、実のところ、「inw」(gifts)でもある。ところが,
エジプト語に「mՅ‘」(to present)という語あり。故に、「伊利麻」(イリマ)は、(※他に「to offer」の意あり)
「伊利」(イリ)が、「犬」(伊怒)を表し、又、「麻」(マ)も、「inw」(gifts)を表す。
その「犬」(伊怒)は、「īnu」(目)。そのさい、「麻」(マ)は、「目」(マ)でもある。
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「erēbu」(入)=「erebu」(sunset)=「mšrw」(夕刻)=「mašrû」(wealth)は、
「入」(伊理)=「īnu」(目)=【軫】(カラス座)を含意し、「犬」(伊怒)も含意。
やはり、「烏」(カラス)は、「karašu」(長息)=「iw」(lament)=「iw」(犬)、だ。