「nht」(木)と言えば、「kՅw」(シカモア)=「tuttu」(シカモア)=【十十A】(シカモア、1002)。
然るに…なぜか、女神の「Nwt」(天)は、その「kՅw」(シカモア)の姿で描かれることがある。
一方、メソポタミアにおいても、「an」(天)の数価は、「ŋeš₂」(六十)で、「ŋeš」(木)に重なる。
これは、「エジプトに在るものが、メソポタミアにも在る」という話であって、極めて重要である。
#もちろん、「Nwt」(天)が、「nht」(木)に掛かる、という話でもある。
#「an」(天)=「ŋeš₂」(六十)=「ŋeš」(木)と同等。そういうわけで、
#「Nwt」(天)=「nht」(木)が、「an」(天)の数価の背景に存在する。
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ちなみに…「知多」=【十十A】(シカモア、1002)=【ΣRRA】(truth、1002)だから、
女神の「Nwt」(天)は、女神の「MՅ‘t」(truth)に通底する。どちらにせよ、「真木」は、
ひとまず、「nht」(木)=【十十A】(シカモア、1002)=【ΣRRA】(truth、1002)を言う。