「宇比」(婆那礼)=「疎」(奢加留)=「男」(袁登古) | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

夜麻登幣迩 尓斯布岐阿宜弖 玖毛婆那礼 曽岐袁理登母 和礼和須礼米夜

>(倭方に   西風吹き上げて  雲離れ    退き居りとも  我忘れめや

(※古事記歌謡55番)

 

同類の歌が、丹後国風土記逸文にも登場する。いわゆる独立歌謡と言える。

玖毛婆那礼」(雲離れ)は、定型句だろう。「波那礼」(離れ)を含意するのが、

実は、「玖毛」()なのである。このことが、「宇比地迩神」に大いに関係する。

 

*   *   *

 

 ・一代……「国之常立神

 ・二代……「豊雲野神

 ・三代……「宇比地迩神」と「妹須比智迩神

 ・四代……「角杙神」と「妹活杙神

 ・五代……「意富斗能地神」と「妹大斗乃弁神

 ・六代……「於母陀流神」と「妹阿夜訶志古泥神

 ・七代……「伊邪那岐神」と「妹伊邪那美神

 

二代の「豊雲野神」を承けるのが、三代の「宇比地迩神」である。したがって、

宇比」は、「upû」[DUNGU]()の形容詞形を提示。ところが、上述の様に、

波那礼」(離れ)を含意するのが、「upû」[DUNGU]()である。この場合に、

やはり、「宇比」は、古代エジプト語の「whi」(離れ)を表す。以上は、明らかだ。

 

#いわゆる音注があるから、「宇比地迩」の「」は、「」と読む。しかし、

#男側で、三代「ki」()→五代「ki」()→七代「」()と継承される。(※「ki」()=「zakkāru」())

#そして既稿の通り、「whi」(離れ)=「」(奢加留)=【DKR】(335)。(※説話の「丹塗矢」に注意)

#その場合、「ki」()は、「ti」()である。故に、「」()は、「ti」()。

#仮名として用いられる「」()は、とりわけ、「ti」()を表すという話で、

#「宇比地迩」は、“「whi」(離れ)+「ti」()+「ni2」(fear)”、と結論される。(※「」()=「ni2」(fear))

 

*   *   *

 

もちろん、【ONNA】(202)は、一意的に、【】(22日)を表す。つまりは,

ONNA】(202)=「dūru」()=「dūru」(久延)=【KWN】(土星97)、だ。

ここで、「dūru」(lance)≒「ti」(arrow)に注意せよ…以上を十分に咀嚼すれば、

於母陀流」の「陀流」は、「dāru」(久延)=【KWN】(土星97)=「」()、だ。

さすれば、「於母」は、「ummu」()。即ち、「於母陀流」(祖土)ということになる。

」(ナマリ)=「土星」だから、印欧系の「dull」(ダル)は、「dāru」(久延)と同源。

日本語で「ダル」()と表現するのも、元々は、「dāru」(久延)に由来するわけだ。

於母陀流」の「陀流」は、現代語の「ダル」()そのもの…そういう話なのである。