・一代……「国之常立神」
・二代……「豊雲野神」
・三代……「宇比地迩神」と「妹須比智迩神」
・四代……「角杙神」と「妹活杙神」
・五代……「意富斗能地神」と「妹大斗乃弁神」
・六代……「於母陀流神」と「妹阿夜訶志古泥神」
・七代……「伊邪那岐神」と「妹伊邪那美神」
いわゆる「神世七代」の神々を列挙した。さしあたり、今回は、簡単な指摘に留める。
「伊邪那岐」の「岐」が、「ki」(地)ということならば、「宇比地迩/須比智迩」における、
「宇比地迩」の「地」は、「岐」(地)の先駆である。「意富斗能地/大斗乃弁」における、
「意富斗能地」の「地」も、「岐」(地)の先駆である。此処で、「土」(迩)にも注目すべき。
#「意富斗能地/大斗乃弁」においては、「地」と「弁」が、「男」と「女」を表す。
#そこからも、「伊邪那岐」のにおける「岐」が、「ki」(地)、ということが分かる。