>又、「一」=【危】(宝瓶宮)=「麻須良乎」(大夫)=「mašrû」(wealth)は,
>「飯豊」=「青海」=「シリウス」。つまり、「カイ」は、「海」(カイ)をも示す。
(※既稿“ARIONが言うところの「カイ」(χ)について考える”より)
この話は、大事だ。【DWLA】(宝瓶宮、54)=【AMA】(母、54)の等式あり。
「mwt」(母)は、「mw」(水)の派生語。「mw」(水)の集まりが、「海」(カイ)だ。
この場合、「海」(カイ)は、「mw」(水)を含意。延いては、「mwt」(母)を含意。
「海」(カイ)は、「阿麻」=【AMA】(母、54)を含意するのである。そのさいに,
「海」(阿麻)は、「一」=【危】(宝瓶宮)=「mašrû」(wealth)を含意。要するに,
「飯豊」=「青海」=「シリウス」を含意。「カイ」は、「海」(カイ)も言うのである。
#上述からも、「倭」(一)の訓みである「夜麻登」は、やはり、
#【YMM十A】(湖、622)であって、【AMA】(母、54)を含意。
* * *
ARIONは、「母なる宇宙の右手」と提示する。【YMYNA】(右手、152)は、
「西」(尓斯)であり、【SYNA】(月、152)=「iti」(月)=「一」(イチ)を含意。(※「μάν」(月、91)を含意)
当該の「一」(イチ)は、「カミ」であり、「カイ」である。そして、「mwt」(母)は、
「mw」(水)=【MYA】(水、72)を含意…必然的に、【YMA】(海、72)を含意。
これに加えて【KWKBA】(星、72)=「šarru」[20](王)=「ity」(王)も含意。
ところが…楔形文字として、[MAN]=[U.U]=[20]なのである。そのさいに、
もちろん、【YMYNA】(右手、152)=【SYNA】(月、152)=「μάν」(月、91)は、
「一」(イチ)=「ity」(王)=「šarru」[20](王)=「šarru」[BÁRA](王)に重なる。
したがって、「右手の薔薇」において、「薔薇」(バラ)=「bara2」(王)=【星】、だ。
即ち、「薔薇」(バラ)は、【ALHA】(神、50)=【M】(水、50)=「飯豊」=「青海」だ。(※「阿麻」(母)である)
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「23」=「500」(仁賢天皇)、「24」=「600」、「25」=「700」、「26」=「800」、「27」=「900」、
「28」=「1」、「29」=「2」、「30」=「3」、「31」=「4」(推古天皇)。さらに、これを続ければ、
【KWBA】(薔薇、42)=「60」=「1」である。「薔薇」(天)=「ity」(王)=「bara2」(王)だ。