【MZLA】(luck、100)は、「fortune, possession」の意味を持つ。それはともかく,
【亢】=【Ṣ】=「百」、つまり、【ṢDA】(鈎、107)は、エジプトの「št」(百)と同源だ。(※「鈎」は「釣り針」の意)
要するに、【MZLA】(幸、100)は、「佐知」=「št」(百)であって、それだからこそ,
ここで「佐知」(幸)は、「possession」は勿論のこと、【ṢDA】(鈎、107)を含意する。
#古事記の説話に於いて、「佐知」は、直接的には、「鈎」(釣り針)を指す。
#この背景には、「št」(百)=【Ṣ】(鈎、100)、即ち【ṢDA】(鈎、107)がある。
#当然ながら、其の「佐知」(幸)は、「mašrû」(wealth)=「シリウス」を含意。
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ちなみに、上述に、「me」(百)=【MHWA】(ミューア、65)が重層する。
それだからこそ、【MHWA】(ミューア、65)に、「三勾」(三鈎)を当てる。
ARIONのテーゼの「月はミューア」において、そもそも、「月」(都久)は,
【MZLA】(possession、100)=「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)、を提示。
「me」(百)、【MHWA】(ミューア、65)は、「kak-si-sa2」(Sirius)を含意。
「佐知」(幸)は、「ṣâdu」(of Sirius “turn red” like molten copper)を含意。
結局、【ṢDA】(鈎、107)は、「ṣâdu」(to melt down)と同源。そういう話だ。