★「ニクヅク」は「棗椰子」や「シリウス」を含意する | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

家人は幅広い雑学的知識を持っており、それは、社会生活において,

何の役にも立たないが、解読作業には、決定的に役立つことが多い。

 

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šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」の話をしていたら,

急に、「ニクヅク」という薬草がある、と言い出した。本当かな?…と思っていると、

チョコチョコっと、iPad miniで検索してくれた。それが、「Nutmeg」(ナツメグ)らしい。

実際の英語の発音を聴くと、子音韻尾は聴こえず、ほとんど、「ナツメ」に聴こえる。

 

もともと、上述の「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」は、

kakkab mašrû」(wealthの星)で、「iṣ mašrû」(wealthの木)=「ナツメヤシ」を含意。

したがって、「ニクヅク」という薬草は、「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)に重なり、又,(※「肉荳蔲」に作る)

ナツメヤシ」の「ナツメ」は、「Nutmeg」(ナツメグ)に重なる。こういう話になるだろう。

 

#但し、この「肉荳蔲」は、東南アジアやオーストラリアにしか自生しない。

#したがって、海のシルクロードで渡ってきた人達が、当該の「肉荳蔲」を、

#「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「Sirius」、と見なした…そう考えられる。

 

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ちなみに、いわゆる「」(ナツメ)は、英語で「jujube」である。シリア語には、

ZWZPA】(jujube-tree115)、【PSΘYG】(jujube syrup194)、のほかに,

ΣYZQA】(the jujube-tree630)。まず、【ZWZPA】(jujube-tree115)は、

GWNA KWBA】(薔薇色115)とか【LA ZBNA】(非時115)に重なる。(※「登岐士玖」である)

さらに、【ΣYZQA】(the jujube-tree630)に関しては、【ABRA D・RWXA

the wings of the wind630)に重なる。「ナツメヤシ」=「フェニクス」とすれば、

ΣYZQA】(630)は、「フェニクス」の「」を含意…そういう話になるはず。

既稿“「棗」は「不死鳥」を含意する”を参照。さらに、「アメリカ英語の口語表現

であるwooden nutmeg何か偽物または詐欺的なもの」は1827年から」云々。(※参考ホームページ

」(ナツメ)も、「sāru」(false)=「ṣarru」(火星のflashing)を含意するのである。