木の「date」(ナツメヤシ)は、星の「dart」(シリウス)を含意する…即ち、
「iṣ mašrû」(wealthの木)は、「kakkab mašrû」(wealthの星)を含意する。
* * *
ところが、古事記を見ると、「大国之淵──弟刈羽田刀弁」の系譜あり。
「大国」の「大」は、「麻須良乎」(大夫)に照らし合わせれば、紛れもなく、
「mašrû」(wealth)=「Sirius」を表す。それだから、娘の「刈羽田」(綺)は、(※日本書紀は「綺」に作る)
【KMHW十A】(闇、595)=「Σεί ριος」(シリウス、595)、であって,
其の場合、【DO十】(知恵、585)に重なる【HW十A】(深淵、515)こそが,
倭語の「淵」(フチ)である。さらに…カバラで言う【DO十】(知恵、585)は、(※上の「dart」(矢)に注意)
結局のところ、「sart」(知恵)=「šarûtu」(wealth)=「Sirius」の別称だろう。
* * *
以上からして、カバラで言う【DO十】(ダアト、585)は、
「date」(ナツメヤシ)や「dart」(シリウス)と同源だろう。
つまり、【DO十】(ダアト、585)=「dart」(矢)ということ。
【DO十】(ダアト、585)は、「mulmullu」(矢)。したがって,
「mul.mul」(星々)=【PRYHDWSA】(healing、500)だ。
#つまり…【DO十】(ダアト、585)=【OQRBA】(サソリ座、585)という等式は、
#【DO十】(ダアト、585)が、「昴月」(サソリ座)を表し、「mul.mul」(昴)を表し、
#「mulmullu」(矢)=「シリウス」を表す。そういう意味を持った等式なのである。
#セム系の【DO十】(ダアト、585)は、印欧系の「dart」(矢)と同源…ということ。