>一、 影を色濃く落とした泉のなかに 壷は投げ捨てられた
> 命の剣を携えた 命を刈るものによって
(※『光の黙示録』174頁より)
「命を刈るもの」によって、刈られたのは、何らかの「命」である。その意味で、
古事記だと、天皇でありながら、「穴穂」=「安康」=「anḫ」(命)は、殺される。
要するに…「命を刈るもの」は、「大日下王」の遺児である「目弱王」に当たる。
* * *
ところが、「目弱」は、「美和」=【MHWA】(being、65)に掛かる。つまりは、
【AY十YA】(aeon、542)=【KYNA】(nature、112)=「kīnu」(true)を含意。
即ち「土星」=「χού ς」(土、1270)=「κύ ων」(犬、1270)=「Sirius」を。
上述の「穴穂」=「安康」=「anḫ」(命)も、ここで「命の木」や「Sirius」を含意。
「命を刈るもの」(harvester)が示すものは、収穫としての「穴穂」(命)であり,
さらにまた、「目弱」が示す【MHWA】(美和、65)=「mât」[ME](百)、である。
#物語の展開において、「目弱王」も、「今は吾を殺せ」と言い、殺される。
#「目弱」(ミューア)が示すのも「穴穂」(安康)が示すのも、「土星」であり,
#さらには、「シリウス」である。「命を刈るもの」からは、このことが分かる。
#まず最初に、「穴穂」(安康)が、「大日下王」を殺している点に注意せよ。