もちろん「国玖琉」(孝元天皇)の「玖琉」は、直前の「国」を承けて、
「kur」(国)=「kur」(山)=「māl」(山)=「māl」(wealth)=「Sirius」。
しかし…ここで、「šarû」(wealthy)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」は,
「šāru」(敵)=「nakaru」[KÚR](敵)=「火星」を含意。このことから、
「玖琉」は、明らかに、「kur2」(敵)=「火星」も表すのである。しかも,
その「šanû」(other)=「火星」は、実体として、「šanû」(to run)であり、(※「ṣarru」(火星のflashing)だ)
したがって、「国玖琉」の「玖琉」は、やはり、「kul」(to run)まで表す。(※「閃光が走る」の「走る」の意)