★たしかに「冥府」は「北」を含意することを確認 | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

ARIONのテーゼに、「北はシャンバラ、もしくは冥府である」というものが存在。

シャンバラ」は、ひとまず措く。「mir」()=「mir」(北風)=「mir」()なので、

冥府」(メーフ)は、「meḫû」()=「mir」()=「mir」()として問題なかろう。

 

#ちなみに、「ša meḫû」(嵐の者)は、「Adad」(アダド)を言う。したがって,

#「冥府の王」(プルトーン)は、「Adad」(アダド)に通底する。そのほかに、

#「mir」(angry)=「šur2」(angry)=「kasūsu」[ŠÚR.MUŠEN]()もあり、

#「冥府」(メーフ)は、「kasūsu」[ŠÚR.MUŠEN]()を含意するのである。

 

*   *   *

 

そして、「mir」(a mythical snake)=「šibbu」(a fierce mythical snake)は、

adadu」(a loincloth or kilt?)≒「šibbu」(girdle of birth stones)に重なり、

そのさい、「Adad」(嵐の者)は、「adadu」(a loincloth or kilt?)としてよい。

即ち、やはり、「冥府」(メーフ)は、「meḫû」()=「mir」()=「mir」()、

ということになる。「Adad」(アダド)=「ḫadādu」(to rustle)に要注意である。