>炎の力 光の力
>闇に紛れて走る者共を 銀の月の粉で捜せ
>
>幸いなるかな 在りて在る御方はその月にて
>見守っておいでである
(※『光の黙示録』232頁より)
今回は、「幸いなるかな」以下について、考察してみる。「幸い」は、
【MZLA】(幸い、100)=【亢】=【NΘR GRBYA】(大角、699)だ。
「ereqqu」(waggon)=【NΘR GRBYA】(大熊座、699)を含意。又、
その結果として…「ereqqu」(waggon)=「金星」=「シリウス」も含意。
* * *
「御方」は、数学で言う「平方」、即ち、「māl」(square number)を表す。
つまり、【MOLA】(produce、172)=「māl」(wealth)=「Sirius」を含意。
その「月」(都久)は、「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「Sirius」を示し、
その場合、「在りて在る御方」は、【SYMH】(財宝、146)、換言すれば, (※【NYNGA】(藍、146)に注意)
【SYMA】(財宝、142)=【SYMA】(銀、142)=【SAMA】(銀、124)か。(※「銀」=「月」に注意)
「月」(都久)は、紛れも無く、「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「Sirius」。
#「me」(Being)=【MZLA】(幸い、100)=【NΘR GRBYA】(大角、699)は、(※「メの神」に注意)
#「erin2」(yoke)=「nīru」[GIŠ.GIŠ](yoke)=「大角」(yoke-star)で、この時、(※「equal」である)
#「在りて在る御方」である「神」(カム)は、「kamû」[LAL](the “bound” gods)、
#という話になる。ここで、「ṣimittu」[LAL](binding, yoke-team, pair)にも注意。(※「番」である)
#「神」(カム)は、「me」(Being)=【MZLA】(幸い、100)=「大角」(yoke)だろう。(※所謂「メの神」)
* * *
ここまで来ると、ARIONが、「見守っておいでである」と説明するのも、当然の話。
【NΘR GRBYA】(大角、699)の【NΘR】(370)は、「observing, watching」の意。
「taking heed」の意。要するに…汎神的な「神」(カム)=「me」(Being)=「メの神」、
その背後には、【SWZGYA】(equal、111)=「雀」(佐邪岐)=「Sirius」が存在する。(※「友」である)
「宗賀」=【ZWGA】(yoke、21)は、「kamû」[LAL](the “bound” gods)を含意する。
【SAMA】(銀、124)=「月」(都久)=「šarû」[NÍG.TUKU](wealthy)=「Sirius」、を。
古事記の「宗賀之倉王」の「倉」(クラ)は、「闇」(クラ)=「シリウス」を提示するのだ。