・【BΘA】(duck、15)=「鴨」
・【WZA】(goose、17)=「鴨」
後者は、明らかに、「uz」(wild duck)に由来するから、
【BΘA】(duck、15)も、【WZA】(goose、17)も、「鴨」。
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日本語として受容するさい、語頭は清音化することから、
【BΘA】(鴨、15)=「波陀」である。即ち、訓詁不明だが、
「秦」(波陀)は、【BΘA】(鴨、15)を含意…覚えておこう。
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いずれにしたって、【BΘA】(鴨、15)は、「imittu」[15](右手)=「南」=「日下」であって、(※「西」も含意)
【LMANA SKRA】(楯津、556)、【KWKBA DABA ΣMYA】(天狼星、556)を含意。
もちろん、「15」という数価から見て、「イナンナ」=「イシュタル」=「金星」を含意。それは、
詰まり、【SKRA】(楯、402)=「arītu」(楯)=「金星」を含意する、ということに他ならない。
「ṣâdu」(melt down)=「of Sirius “turn red” like molten copper」。此の言葉が極めて大事。
【SKRA】(楯、402)=「arītu」(楯)=「金星」は、【ΘPRA】(爪、402)=「シリウス」の化身。
#然るに、既稿の通り、「erēbu」[UGA.MUŠEN](烏)=「erēbu」[KU4.RA](to come in)は、
#まさしく、【MOL】(crop、170)=「māl」(stock)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」、を含意する。
#即ち、【WZA】(鴨、17)が示すところの、【軫】=【O】=「八十」までもが、「シリウス」を含意。
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「八咫烏」(ヤタガラス)の「八咫」(ヤタ)も、性的な【YDOA】(knowing、107)を表し、
更に、連濁形の「烏」(ガラス)も、「garāšu」(to copulate)を表す。そういう訳なので、
やはり、「八咫烏」の序文における言い換えである【QRWNA RBA】(大烏、874)。
即ち、【ṢPRA MKRA】(朱雀、874)=【ṢPRA ONNA】(雲雀、694)、についても、
【YWKN十WS】(ルビー、694)=【KLBA D・QDYΣA】(聖犬、694)=「Sirius」か。
要するに、「鴨」(迦毛)は、「天狼星」だから、其の祖先が、「八咫烏」とされるわけだ。
【KLBA D・QWDΣA】(聖犬、694)は、【PYΣSPYG】(fore-runner、694)。ゆゑに,
やはり、「八咫烏」は、道引く(導く)ものとして、描かれる。この位置づけにも要注意だ。