「倉稲魂」の「倉稲」を「宇迦」と訓むのは何故か | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

今の日本では、「」(クラ)と「」(クラ)の共通性が分からなくなっている。

もともとは(即ち、古代の貴族層は)、おそらく、この共通性を理解していた。

 

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さしあたり…訓よみを止めてもらいたい。すべての漢字を音読して欲しい。

」(ソウ)には、「」(トウ)などが山積みになっている。この状態こそが、

kakkab mašrû」(wealthの星)=「シリウス」を表す。ところが、前項の様に,

MOL】(170)·「erēbu」[KU4.RA]()、「erēbu」[UGA.MUŠEN]()。

これらも、「māl」(stock)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」を含意するのである。

 

#と言うよりも…【MOL】(entrance170)には、「crop, return」の意あり。(※「produce」の意あり)

#また、「māl」(riches)には、「possessions, stock, goods」の意あり。また、(※「money」の意あり)

#よく見ると、「erēbu」[KU4.RA](to enter)には、「goods」や「money」が,

#「come in」する意あり。派生名詞の「erbu」(income)に注意するべきだ。

#アラビア語に由来する「māl」(stock)は、【MOL】(crop170)…なのだ。(※先後関係は不明)

#今…「erēbu」[UGA.MUŠEN]()・「erēbu」[KU4.RA](to come in)は,

#【MOL】(crop170)=「māl」(stock)=「wealth」を含意する、ということ。

 

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再び言おう。「erēbu」[UGA.MUŠEN]()=「erēbu」[KU4.RA](to come in)は,

MOL】(crop170)=「māl」(stock)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」、を含意する。

つまり、「」(□□)=【KMHW十A】(595)=「Σεί ριος」(595)を含意。

それが故に、「」(ソウ)という漢字が、[KU4.RA](to come in)と訓まれ、加えて,

」(アン)や、「」(アン)という漢字も、[KU4.RA](to come in)と訓まれるのだ。

久良」と訓んだ時点で、これらは、「erbu」(income)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」。

erēbu」[UGA.MUŠEN]()=【MOL】(crop170)=「māl」(goods)=「Sirius」だ。

 

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以上に鑑みて、「宇迦之御魂」が「倉稲魂」に作られる理由は、明らかだ。

宇迦」=「uga」()は、「erbu」(income)=「mašrû」(wealth)=「Sirius」。

宇迦」()が、【MOL】(crop170)=「māl」(stock)=「シリウス」を言う。

それ故、「倉稲」(クラシネ)を、さらに、「宇迦」()と訓む。そういうことだ。

倉稲」(ソウトウソウドウ)は、「曽富騰」=【ΣPWDA】(504)を意識。(※音読でも「Sirius」を示す‼)