>「楯津」は、「日下之蓼津」とされる。そして、「日下」は訓み方に拘らず、
>「南」=「右」を表す。そもそも「日下」は、「imittu」[15](右手)を含意し、(※[15]は「イシュタル」)
>【翼】(support)=「imittu」[15](肩)を含意。つまり、「金星」を含意する。
>やはり【ΣBOYN】(七十、563)=【BL十Y】(銅、563)=「金星」を含意。
(※前項“古事記の「楯津」=「日下之蓼津」を定位する”より)
やや混乱する話になるが、実のところ、【ΣBOYN】(七十、563)は、
十進法に戻せば、「十六」=【DHBA】(金、16)である。その場合に、
当該の【DHBA】(金、16)は、「金星」という名における「金」、を表し、
又【ΣBOYN】(七十、563)=【BL十Y】(銅、563)=「金星」、を表す。
もちろん、「金」=「日」=「太陽」だから、「金星」は「太陽」を含意する。(※「有翼太陽」=「鷲」に注意)
#加えて…「imittu」[15](右手)=【YMYNA】(右手、152)が、
#【SYNA】(月、152)に重なる以上、【KWKB】(金星、70)は、
#実は【SYNA】(月、152)も含意する。【PMΘA】(五、152)も、
#「barbara」(狼)なので、「シリウス」転じて「金星」を含意する。
* * *
結局のところは、「艮」(ウシトラ)=「四✕四」=【DHBA】(金、16)は、
【ΣBOYN】(七十、563)=【BL十Y】(銅、563)=「金星」を含意する。
「須佐之男」(=素戔鳴)も、「sūsānu」(chariotman)で、【畢】(Rohiṇī)、
「samtu」(redness)・【NGH】(暁、70)、【KWKB】(金星、70)、を含意。
こういう脈絡により、「スサノヲ」は、「艮の金神」とも呼ばれているのだ。
【ALHA DHBA】(金神、66)=【ZXWLA】(dwarfish、66)にも要注意。
その一つの表象が、「kurû」(dwarf)=「福助」ということになるのだろう。
さらにまた、「šūša」(六十)=【NN】(120)=【MYM】(120)=【KWKB】
(金星、70)である。「šūša」(六十)=「一」は、【危】(宝瓶宮)なのだから,
「星月」を含意し、結局は、【KWKB】(金星、70)を含意するわけである。