「u3-di」(眠り)=「šittu」(眠り)が、「šuttu」(夢)を含意する以上、
「菟道磯津貝皇女」=「静貝王」の名前は、「貝の夢」に由来する。
* * *
「κῆτος」(598)は、【AYK 十LGA】(雪の如く、598)であって、
【LWY十N】(レビヤタン、627)=【BRA OLQA】(蛭子、627)は,
【十LGA】(雪、546)の性質を持つ。「沫雪」(阿和由岐)の性質だ。
また、「šuttu」(夢)も、「泡」(bubble)で、「沫雪」(阿和由岐)を含意。
要するに…「蛭」(シツ)=「šittu」(excrement)=「ḫīlu」(膿)なのだ。
「aḫ」の意味は、“phlegm; spittle; slaver, froth; paste; venom; malice”。
ここで、「froth」(泡)に注目したい。古事記で既に「阿和」となっている。
新訳華厳経音義私記に「沫《訓弥豆乃阿保》」とある。「阿和」の「和」は、
ハ行転呼音だろう。倭語の「沫」(阿和)は、「aḫ」(froth)と考えられよう。
この「沫」(阿和)が、「蛭」(シツ)=「šuttu」(夢)=「ḫīlu」(膿)という話だ。
#ところが…【奎】=【G】=「四」に当たるのが、「粟国」(大宜都比売)。
#その【GML】(艮、94)は、【ASYA】(蛭、94)=「沫」(阿和)に重なる。
#したがって、「粟」(阿波)は、「aḫ」(froth)を含意する。イメージとして、
#「蟹」(crab)が、「口」から、ブクブクと、「泡」(froth)を吹くような感じだ。
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ここで、渡辺つぶら女史の発言が重みを持つ。それは何か。
「大宜都比売」が、「便所」(=厠)の木の柱に現れた(居た)。(※女史の発言)
当然ながら、どうして、「木の柱」なのか?…という点が問題。
だが…まず押さえるべきは、「bīt šitti」(excrement house)に、
「粟国」(大宜都比売)が現れた、ということだ。「粟」(阿波)は、
【ASYA】(蛭、94)=「šittu」(excrement)=「ḫīlu」(膿)、つまり,
「aḫ」(涎)=「šittu」(sleep)=「蛭」(志都)=「ḫīlu」(膿)である。
「木の柱」については、より詳しく言えば…その「節」の所らしい。(※女史の発言)
この場合、この「節」(フシ)は、【NWRBA】(shoot、372)を表す。
即ち、【MRYA】(主、372)=【ALHA BYL】(Marduk神、113)を。
つまりは【YBYS】(朱鷺、113)=【BRA OLQA】(蛭子、627)を。
「木の柱」が、【ALHA BYL】(Marduk神、113)を表すという話だ。