「日本」と「倭」の関係について追究する | ■朽ち果てた館■

■朽ち果てた館■

ARIONの預言解読──音楽に載せて

>天命の粘土板(トゥプシマティ)は、本来エンリル(最高権力神)が持つ

>「生けるもの全ての個人情報」が記された印版である。『エヌマ・エリシュ

>ではティアマトに愛されたキングーが戦いに際しそれを授かるが、マルドゥク

>が太古の神を負かし天地と人類の創造という功績を残したことで、彼は

至高神へと君臨していく。マルドゥクは天命の粘土板をキングーから

>奪い取るという形で、最高神たる権力をエンリルから受け継いだのである。

>神々を統べる存在となったマルドゥクは、それまでエンリルの役割であった

>王権授与の神格をも継承する。これにより、ハンムラビを始めとしたバビロン

>支配者たちの即位の際に「マルドゥク神の御手を取る」という儀式を行ったとされ、

>その対象はマケドニアの偉大なる帝王・アレクサンダーも例外ではなかった。

>やがてマルドゥクは冒頭で触れているように「ベール」と呼ばれるほどの

>信仰を受け、並ぶ者が居ない優秀な神として描かれるようになっていく。

>それは、マルドゥクを讃える神話の末尾に列挙された50もの称号にも

>表れている。例として、「一切を創造したマルッカであり、アヌの孫

アサルヒヒであり、天地の境を固定する木星・ネビルであった」など 。

(※Wikipediaより)

 

時系列の正確な追跡は、後から行なうこととして、とりあえず、

ニップル」には、「エ・クル」(山家)というエンリル神殿が存在。

又、「バビロン」には、「エ・サギラ」というマルドゥク神殿が存在。

言わば、「ニップル」を継承するのが「バビロン」…と捉えられる。

 

*   *   *

 

そもそもの話…「この都市はシュメール語ではNibru、アッカド語ではNibbur / Nippur

楔形文字文書では、 EN.LÍLKI𒂗𒆤𒆠)と表記される。EN.LÍL𒂗𒆤)という名詞に、

地名を表す限定符KI𒆠)を付した場合に、それはニップル市を表し、神を表す限定符

ディンギルDingir𒀭)を付した dEN.LÍL は、ニップルの都市神であるエンリルを表した」。

 

*   *   *

 

然るに、メソポタミアにおける「dEN.LÍL」(エンリル)に与えられた数価は、「五十」だ。

ここで、古事記の島生み・国生みにおいて、その【】=【】=「五十」に当たるのが、

大倭豊秋津島」であり、又、【ZXWLA】(66)は、「Nippur」[EN.LÍLKI]を継承する

B・BYL】(バビロン66)である。この場合、「日本」=「Nippur」[EN.LÍLKI]、であろう。

日本」を取り込み?、継承したのが、【ZXWLA】(66)=【B・BYL】(バビロン66)、

という話である。その【ZXWLA】(66)の主神は、【ALHA BYL】(Marduk神113)。

 

#この【ALHA BYL】(Marduk神113)は、「dEN.LÍL」=【】(50)を継承。

#ARIONによれば、「母は水」なのであり、「dEN.LÍL」=【OWDA】(94)は、

#【AMA】(māter54)、即ち【HWLA】(matter55)=【ASYA】(94)である。

#これは、【ALHA BYL】(Marduk神113)=【YBYS】(朱鷺113)=「蛭子」に,

#見事に合致する。【ZXWLA】(66)の淵源は、【B・BYL】(バビロン66)、だ。

#しかし、その【ZXWLA】(66)は、「日本」=「Nippur」[EN.LÍLKI]に直結する。

#これこそが、天武天皇の認識上に於ける「日本」と「」の関係、という話である。

既稿で述べた通りで、上述の【ZXWLA】(66)=【YWM十A】(579)には,

#【OYLMYA】(エラム人212)=「Ασία」(212)が重層する。この点に注意。