「師木県主之祖」に連なる系譜(4) | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

·河俣毘売玉手見師木津日子和知都美蝿伊呂杼若建吉備津日子伊那毘能大郎女倭建

 

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古事記の「印色之入日子」の「印色」は、日本書紀の「五十瓊敷」と比べ、(※後者は字訓表記)

結果的に、「イニシキ」と読まれる。「印色」は字音表記なので、この場合、

」の甲乙に関し、あれこれ考えるのは、意味が無いのかもしれないが、

一応、「」(シキ)の「」は、四段活用の連用形だから、甲類の「」、だ。

 

然るに、古事記の「内色許男」を、日本書紀は、「鬱色雄」に作る。ここで、

色許」は、いわゆる連合仮名であり(これについての詳しい説明は省く)、

この二字で、「シコ」という二音節を表記する。「」()は、乙類の「」だ。

当該の語形に鑑みて、紀の「色雄」の「」も、「シコ」と読む(「」は乙類)。

 

#以上から分かることが、二つある。その一つは、漢字の「」の子音韻尾(-k)が、

#開音節化される際の母音には、多少の幅がある、ということ。さらに、もう一つは、

#もし一般的に、開音節化される際の母音は、いわゆる弱母音ということであれば、

#「色雄」の「」(シコ)に関し、二音節目の乙類の「」の母音は、弱いということだ。(※「弱め」の意)

#敢えて言うならば、「io」という感じか、「uo」という感じで、「o」は少し添える程度か。

 

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どちらにせよ、前に書いた通り、「木の葉」(コノハ)の「」()は、(※古事記の仮名書きは「許能波」)

乙類の「」である。「色許」(シコ)の「」()に等しい。そのうえ、

河俣」の【NHRA】(368)は、【ALHA RWXA】(風神368)。(※「河俣毘売」は「師木県主之祖」)

師木県主」の「師木」は、第一に「志幾」だが…「志許」とも読める。

このとき、「師木」は、やはり、「sīqu」()や「sīqu」()を意識する。

結局、「河俣」の「」は、確実に「sīqu」()を表記する、と言えよう。(※当然ながら、排他的ではない)

翻って言えば、「内色許男」などの「色許」も、「sīqu」()などを表す。

その【OLY十A】(642)は、「nim」()を含意。「nim」()を含意。(※加えて「」=「白壁」を含意)

注意すべきは…「師木津日子」の「師木」が、「sīqu」()も表すならば、

その子、「和知都美」の「和知」は、イラン系の「wāt」()、ということだ。(※「wāδ」()の形もある)

弱母音で開音節化された時の一つの形が、まさに「和知」(ワチ)だろう。