ARION預言の「あや」とは | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

>あやに賢き媛神おわす
>かにの里まがつちを経て 依りしろを臨め
>かぐの里 びょうぶ岩
(※『光の黙示録』205頁より)

当該メッセージの「あや」に関しては、直後に「かに」(蟹)が出てくることから、
一つには「綺」(アヤ)と見られるが、古事記の中で、「あや」と言えば、それは、
「讃岐綾君」の「綾」(アヤ)と、「漢王」などの「漢」(アヤ)である。前者について、
同族の「登袁之別」の「登袁」(トヲ)が、【十W】(Taw、507)を表すといったことも
在るが…此処では、「讃岐綾君」については扱わず、「漢王」の「漢」(アヤ)を扱う。

*   *   *

舍頭諫経を見ると、月宿の【室/壁】は、実は「前賢迹/北賢迹」に作られる。
これは、もちろん「Pūrvabhādrapadā」・「Uttarabhādrapadā」の訳である。つまり、
「bhādrapadā」が「賢迹」に訳されており、結局のところ、「室月」(Bhādrapada)は、(※Semiticの【AB】(アブ、5)に該当)
「賢迹月」(Bhādrapada)ということだ。である以上、「賢迹月」~【AB】(アブ、5)~
【B十WL十A】(少女宮、1052)~【角】(77日)~【MLKA NHRA】(漢王、490)、
という連鎖は、完全に有意である。然らば冒頭の「あやに賢き媛神おわす」の場合も
「漢」(アヤ)を示し、「賢迹月」(Bhādrapada)を示す。【B十WL十A】(少女宮、1052)は、
【B十WLA】(少女宮、552)にも作る。したがって、サンスクリットの「Bhādra」という語は、
この【B十WLA】(少女宮、552)と同根の言葉ということが判る。前項なども踏まえるなら、
当該メッセージの「賢き媛神」とは、【XWA XWBA】(愛比売、39)と言える。言い換えると、
【XWA RXMA】(愛比売、379)である…【RWXA D・QWDΣA】(聖霊、937)を示しつつも、
【XZYRN】(Xhaziran、397)を示す。これは「蟹宮」であり、したがって、「綺」(アヤ)にも繋がる。

#「蟹宮」は【鬼】(Pusya)だが…此の【BWTA】(鬼、112)は、
#イエスであるところの【ΣRΣA】(根、1102)に繋がる。一方、
#そのイエスは、自身を【ALP】(Aleph、132)と言うわけだから、(※【SΘAKY】(Spica、132)に等価)
#全体として完全整合。【XWA RXMA】(愛比売、379)は正訓。