「素菟」は「根」を指し示す | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

最もポピュラーなシリア語の辞書を見ても、「rabbit」や「hare」は見つからないが、
「beaver」なら見つかり、【QSDWR】(beaver、582) or【GRDA】(beaver、311)だ。
前者は、ギリシャ語の「κάστωρ」からの借用語。「陰陽宮」の主星に他ならぬ。
いずれにせよ、この【QSDWR】(beaver、582)は、全く【OQRA】(根、582)と重なる。

ところが、後者の【GRDA】(beaver、311)は、ほぼ同じ発音で、「裸」や「無毛」を
意味する。シリア語において、【GRDA】(beaver、311)は、【GRDA】(裸、311)だ。(※形容詞)
してみれば…古事記の記述中の「裸菟」は、【GRDA GRDA】(裸菟、622)である。
Syriac文化圏だと、【GRDA】(菟、311)を【GRDA】(裸、311)に描く必然性も存する。

#「輾轉其上者、汝身如本膚必差。故、為如教、其身如本也。此稲羽之素菟也」だから、
#「素菟」の「素」(モト)は、「本」(モト)の意味である…【OQRA】(根、582)の意味である。
#である以上、元に戻った当該の「素菟」は、【QSDWR XWRA】(素菟、900)と言えるが、
#此処で注意すべきは、【QSDWR XWRA】(素菟、900)は、月宿の【虚】それ自体を表し、
#且つ、【GRDA GRDA】(裸菟、622)も、傍通暦の【虚】(2月26日)に繋がっているという点。
#どちらにしても、「身」を「カラダ」と訓む場合は、あからさまに【GRDA】(菟、311)との掛詞だ。
#この【GRDA】(菟、311)は、傍通暦の【星】(3月11日)を表す。当該の象意に関しては要検討。
#【ONBA】(房、145)~【氐】(4月15日)~【十WRA】(青牛宮、809)~【尾】(89日)、の連鎖も、
#存在する以上、「稲羽」は【ONBA】(房、145)の借訓表記と言える。もともと「稲羽」という地名は、
#「其八十神、各有欲婚稲羽之八上比売之心、共行稲羽時」というように、「八十」という数字が発端。
【軫】=【O】=「八十」だが…月宿の【軫】は「Hasta」(烏座)だから、【NOBA】(烏、145)と呼応して、
#「稲羽」は【ONBA】(房、145)なのだろう…【QSDWR B・ONBA】(稲羽之素菟、730)ということか。
#「於今者謂菟神也」の「菟神」は、当然ながら【ALHA QSDWR】(菟神、632)ということになるだろう。(※後項へ続く)