「馬子」は「聖霊」を含意する | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

前項の通り、「馬子」は、その字義から、【BRA RKΣA】(馬子、1307)と訓まれ、
【SNW】(狭野、137)に繋がる。これは、「猫」(あるいは帽子)の意味だ。ところが、
「馬」は「午」だけに、【BRA 十YMNA】(馬子、937)とも訓める。そして、この数は、
まず【RWXA D・QWDΣA】(聖霊、937)に重なり、【ZOWRA】(小さき者、397)と、
【XZYRN】(Xhaziran、397)に通底する。「箕月」(六月)である。然るに、翻ってみると、
「猫」(あるいは帽子)であるところの、【SNW】(狭野、137)は、【箕】(713日)を表す。

  ・【BRA RKΣA】(馬子、1307)~【SNW】(狭野、137)~【箕】(713日)
  ・【BRA 十YMNA】(馬子、937)~【XZYRN】(Xhaziran、397)~「箕月」(mina月)

こういうわけだから、「馬子」を考えるとき、「箕月」の梵名も考慮する必要がある。
【箕】は「Pūrva Ashādhā」(前魚)で、【斗】は「Uttara Ashādhā」(北魚)。「箕月」は、
「Āshadhā」(魚)である。これは…「阿須波」(馬)という言葉に語頭の音形が重なる。
要するに梵語では、「馬」にも「アス」の響きが在り、「箕月」にも「アス」の響きが在る。
ところが、インドでは、非常に古い時代から、「アシュヴィン双神」は医薬の神様であり、(※「馬頭観音」に当たる)
しかも、【GZR十A】(島、814)~【危】(8月14日)~「百毒」~【SMA】(薬、122)の連鎖。

#よって、「馬子」が「島」に言い換えられる背景には、
#【SMA】(薬、122)という言葉が存在。意外なことに、
#これこそが「シマ」(島)という倭訓の由来なのである。
#「馬子」が「島」に言い換えられているということが有り、
#ここから「島」に「アシュヴィン双神」の属性も読み取れ、
#結果的に【SMA】(薬、122)という言葉が浮かび上がる。
#この意味で、「馬子←→島」の言い換えは極めて重要だ。
#即ち、いずれにしても、【BRA 十YMNA】(馬子、937)は、
#【RWXA D・QWDΣA】(聖霊、937)を意味するということ!!