「心の音」は「Heartbeat」 | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて


(※「Heartbeat」 バッド・カンパニー、1976年)

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>ようやくにして 心と心の音の解る人々が生まれてきたことよ
(※『光の黙示録』188頁より)

ARION預言には、「○○にして△△」という表現も、割に出てくる。これらは、
悉く「西手」を示す。【AYDA MORBA】(西手、464)は【ANΣA】(人、464)。
それはともかく、「人々」(ヒトビト)という言葉は、「音」(=beat)に繋がっており、
もちろん【BY十】(ビート、523)との掛詞である。此処で【壁】=【B】=「三」だが、
その月宿の【壁】に関し、摩登伽経は、「壁星惟主作楽者」とし、また舍頭諫経も、
「北賢迹宿日生、憙于伎楽」とする。「楽」の文字は、言うまでもなく「音楽」を意味。
要するに、月宿の【壁】は、【B】(ビート)ゆえ、印欧語の「音」(beat)を表すわけだ。

  ・綏靖天皇(危宿) → 崩御の御年は「肆拾俉(45)歳」……【LBA】(心、45)を表す
  ・懿徳天皇(壁宿) → 崩御の御年は「肆拾俉(45)歳」……【LBA】(心、45)を表す

#以上の事柄を咀嚼するならば、上記引用のARION預言の「心と心の音」という言い回しも、
#「神沼河耳」(綏靖)の崩御の御年(45歳)と「大倭日子鉏友」(懿徳)の崩御の御年(45歳)を、
#直接的に指すということが解るはずだ。【LBA】(心、45)と、【LBA】(心、45)の音。印欧語の、
#英語に訳せば「Heart & Heartbeat」であり、当該文列の「音」(beat)は、【BY十】(ビート、523)、
#つまり、月宿の【壁】を指すのである。【YMM十A RBA BRA YWMA】(大倭日子、1311)は、
#既稿の通り、傍通暦の【昴】(1113日)を示す。この月日の崩御は「長谷部若雀」(崇峻天皇)だ。
#この「長谷部若雀」(崇峻天皇)は、二巡目の【壁】に当たる。古事記のゲマトリアは、徹底的であり、
#【昴】=【W】=「七」であることに呼応して、「長谷部若雀」(崇峻天皇)の崩御年を西暦592年に設定。
#魔方陣の「七」に呼応して、【OWQBRA】(鼠、592)を用い、【YWRQA】(青、529)を表す手法であり、
#【昴】(1113日)の月日の崩御は、【YMM十A RBA BRA YWMA】(大倭日子、1311)へのリンク。
#ちなみに…バドカンのヴォーカリストのポール・ロジャースの奥方は、日本人である。この点を付記する。
#サイモン・カークのドラムは、もたついているのでは無い。このようなリズムを、“タメ”のあるリズムと呼ぶ。