古事記の「櫛」は「白衣」に結節 | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

最初に「湯津津間櫛」(湯津爪櫛)が出てきて、最後に「弟橘比売」の「御櫛」が出てくる以外は、
古事記の「櫛」は固有名詞中である。以下に列挙した者が総てだ。殆どが「迩芸速日」に関わる。
古事記の「櫛八玉」が「迩芸速日」に重なる点は旧稿の通りだ。「八玉」は「八田間」との掛詞だが、
同じく「迩芸速日」に重なる「沼名倉太玉敷」(敏達天皇)の兄は「八田王」、弟は「笠縫王」。此処で、
後者は「玖賀耳之御笠」と繋がっている。「玖賀」という言葉は、【QWQYA】(陶工、429)を指し示す。

  ・「櫛名田比売」
  ・「櫛八玉神」
  ・「櫛石窓神」    ← 「天石戸別神」の亦名
  ・「櫛御方命」
  ・「櫛角別王」
  ・「神櫛王」

「櫛石窓」は「忌部」(忌人)に関わる神なのだ。故に「神沼河耳」(綏靖天皇)に結びつくが、(※月宿の【危】に該当)
この兄に「日子八井」がいて、これは「茨田連」の祖であり、「櫛角別/神櫛」は同母兄弟で、
「櫛角別」は「茨田下連」の祖なのだ。【MWM十A】(茨田、609)は【OYW十A】(畢宿、609)。
【畢】=【Z】=「八」だが、その【十MNYA】(八、632)は、四方の【十YMNA】(南、632)を表す。
魔方陣の「一」に他ならない。この「一」であるところの月宿の【危】は【DWLA】(宝瓶宮、54)だ。

#そして、もちろん「櫛御方」は、父方で言えば「大物主」の子孫、(※「大物主」は「迩芸速日」と見てよい)
#母方で言えば「陶津耳」の子孫である。残りの「櫛名田比売」は、
#言わば「出雲」の豪族の娘だが、「出雲」に所縁の「出雲郎女」は、
#「三尾君」を経由して、「羽咋君」(白衣君と読める)と繋がっている。(※「波迩咋」との掛詞)
#ARION預言の「白衣を汚して勝利の酒を汲みかわす」という描写に
#そのまま重なる。その一方で「神櫛」は「酒部」の祖に位置づけられる。(※「酒」は「クシ」とも訓む)
#「海底」に入り、底の「波迩」(土)を咋ひ出だし、「天八十毘良迦」を作る。
#こういう「櫛八玉」(ニギハヤヒ)は、紛れもなく【QWQYA】(陶工、429)だ。
#詰まるところ、「櫛八玉」(ニギハヤヒ)も、【QWQY十A】(傀儡、929)だろう。