最高の愉悦としての「死」 | ■朽ち果てた館■

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ARIONの預言解読──音楽に載せて

前項で引用したARION預言の「この世の心」に関しては、
「~の世」という表現がヒントになる。『光の黙示録』の中に、
「~の世」という表現が6箇所ある。うち5箇所は下記の通り。

>音で辿れ あまねく人々の耳に快い音で
>それは 葉ずれの音
>それは 波打ち際の音
>それは 深山の音

>ようやくにして 心と心の音の解る人々が生まれてきたことよ
>黄金のサキツチの世に、虐げられるもののあることを許すまじ
>闇の世 永くは栄えぬことよ
>そは すべからくアジナの主の言う通り

>メの神の世には 光 未だ齢(ヨワイ)を持たず
>今 しばらくの時を待つべし

>───カリカラの明王
(※『光の黙示録』188~189頁より)

>こは如何にして この災いを避けるべきかは不二の高嶺を奉る
>亀石の翁のみ知る事ぞ
>しかして この災いを転じて福と為すは そちらの志しひとつぞ
>闇から闇へと葬るも良し 闇からサキツチの世に出すも良し
(※同191頁より)

>映し絵の闇の世照らす この愛もて
>人の心をも照らせよ
(※同211頁より)

「闇の世」と「サキツチの世」は、“対”(pair)にして語られる。これらは、
「心」に隣接する。全体的な文脈から見て、「この世」は「闇の世」だろう。
上記の引用範囲に、「亀石」(これは巨蟹宮を示す)が出てくる点が重要。

*   *   *

やはり特に注目すべきは「あまねく人々の耳に快い音」という表現だ。(※「快」は『光の黙示録』の中の孤例)
【ADNA】(耳、69)は言わば「巨蟹宮」のシンボル・マークだが、さらに、
「comfortable」(快い)も【KMPW十A】(御影=綺、595)との掛詞であり、
【ADM十A】(大地、559)・【AΣ十A】(六、904)・【AMLA】(tapestry、94
に繋がっている。つまり端的に言うと、「大地の光のタペストリイ」の作用は、
「comfort」(快)なのである。これが、【KMPW十A】(御影=綺、595)である。

#ここには、【MW十A】(死、559)が重なっている。「大地の光」は、
#紛れも無く「死の光」である。「死の光のタペストリイ」という言葉は、
#「四光」(花札の役の一つで、三光に「雨」なら「雨四光」)とも言える。
#【AMLA】(tapestry、94)は【GML】(Gamel、94)と完全に一致するが、(※【奎】=【G】=「四」に注意)
#また、【KAPA D・KMPW十A】(御影石、724)も【MW十A】(死、559
#に密接に関わる。言うならば、「四光」は最高の愉悦(comfort)という話だ。
#「四」が「死」との掛詞であることは、想像を遥かに超えて重要な意味を担う。
#下から上へ降る「雨」は無い。「雨」は上から下へ降る。此れこそ「下降三角」。(※いわゆる「黄泉の光」である)