(……まず先に既稿をお読みください……)
>天皇、玆に矛を執り祈ひて曰はく、「必ず其の佳人に遇はば、道路に瑞見れよ」とのたまふ。
>行宮(カリミヤ)に至ります比に、大亀河の中に出づ。天皇、矛を挙げて亀を刺したまふに、
>忽に白石に化為る。左右に謂ひて曰はく、「此の物に因りて推るに、必ず験有らむか」と
>のたまふ。仍りて、綺(カニハタ)戸辺を喚して後宮に納れたまふ。
(※日本書紀・垂仁天皇三十四年条より)
引用した日本書紀の「綺(カニハタ)戸辺」の「戸辺」(トベ)は、借訓表記ではあるが、(※女性の名前の定型)
表意性も考慮されている。「辺」(べ)の音は、もともと【BA】(戸、5)を表す。この場合、
「戸辺」(トベ)の二文字で【BA】(戸、5)を表していると考えることも出来る。したがって、
【DMYAS】(デニアス、147)という読み方からして、【KMHW十A BA】(600、綺戸辺)。
「六百」~「箕月」(六月)~【XZYRN】(Xhaziran、397)~【SRΘNA】(कर्कट、442)、
という連鎖により、【KMHW十A BA】(600、綺戸辺)は、「苅羽田」に同一視される。
【KAPA XWRA】(白石、442)に化した亀・「亀石」は、かなり明瞭なゲマトリアにより、
【SRΘNA】(कर्कट、442)や【KMHW十A BA】(600、綺戸辺)に、繋がっているわけだ。
#そういう訳で…「美しい輝き」や「光彩」も意味する「綺」(あや)の一文字は、
#アリオン預言の「大地の光」(=大地であるところの光)に該当する。それは、(※「光」は「カゲ」とも訓む点に注意)
#【KMHW十A】(595、綺)が【ADM十A】(大地、559)を表すからだ。もちろん、
#創世記1-1を見れば、これは、【OPRA】(伊波礼、472)という言葉に縁がある。
#したがって、【KAPA D・KMHW十A】(御影石、724)に縁がある。また同時に、
#【ΣARYA】(絹や絹衣、724)に縁がある…当然の話だ。「綺」も「絹」を含意する。(※漢和辞典を参照)
* * *
>あなたがたに必要なのは、縦糸、横糸をめぐらせる
>この世の心の在り処を示す、
>大地の光のタペストリイだ。
(※『アーリオーン・メッセージ』24頁より)
ところが…「箕月」(六月)の梵名は「Āsādha」(アーシャーダ)。そのまま、
【AΣ十A】(六、904)との掛詞になる。その【AΣ十A】(六、904)の数価は、
他でもない【AMLA】(タペストリイ、94)に繋がっている。此の点から言えば、
日本書紀の「綺」の一文字は、「大地の光のタペストリイ」それ自体と言えよう。
「六→八→四→一〇→二→一」という数列は、「大地から最高神へ」とも言われ、
この【AΣ十A】(六、904)であるところの【ADM十A】(大地、559)は、実のところ、
【KMHW十A】(595、綺)ということである。実際に【ΣARYA】(絹、724)の光沢は、
「大地の光のタペストリイ」と言われるに相応しい。「大地」は…「綺」を表すのである。