皆様さま、今年も一年、大変お世話になりました。

役者園田としましては、舞台・舞台・舞台・舞台という慌ただしい1年でした。

数えてみれば、その数4本。

今まで映像作品への出演を中心に活動してきたので、僕個人としては異例の本数。
今年の仕事始めも舞台稽古で、最後の本番も12月4日でしたから、 稽古と本番を繰り返していた1年でした。

その他にもCMや映画の公開など、いろいろとありましたが。

せっかくなので、少しだけ振り返ってみようと思います。


☆ブロードウェイミュージカル
『The Music Man』



昨年の11月から稽古が始まり、2月の本番まで、まるで「ミュージカルの作り方講座」を受けていたかのような、とても勉強になった作品でした。

踊ったことのないジャンルの振付や、稽古中に自身の役が増えたり、色々なことが起こった作品でした。

千秋楽の翌日に38.5℃の高熱が出て、インフルエンザ発症!
降板スレスレでした。







☆小田真砂世・志乃舞優 ダンスリサイタル
『To be continued...』



緊張の、ダンス公演への初出演。
・・・とはいえ、ほとんど歌っていましたが♪

7年ぶりのタップダンスや、初めての円形劇場での公演、この現場で初めて共演させて頂く方も多く、とても交流が広がった作品でもありました。

ミュージカル作品のオンパレードは美味しいとこ取りで楽しかった♪







☆映画
『日本で一番悪い奴ら』



何だかんだ、映画で役を頂いてまともに出演させていただいたのはこの作品が初めてでした。

僕が現場へ行った日は、ロケ地もほとんどが僕にとって馴染みのある三重県で、それも嬉しかったです!

6月25日に公開されましたが、撮影したのはこれよりもおよそ1年前。
待ちに待った公開でした。

この作品は、いよいよ来年1月、ブルーレイ、DVDが発売されます!
見逃した方、ぜひご覧くださいませ!







☆アメリカンコメディ
『ルームサービス』



役者人生の中で初めての、“ちゃんとした”ストレートプレイ。
頂いたジョー・グリブルという役は、僕の数少ない舞台経験の中ですが、一番難しい役どころで、ホントにホントに悩み、成長させて頂いた作品。

アメリカやニューヨークに勝手に憧れを持って、アメリカ人になりたかった僕にとって、ニューヨークど真ん中にして舞台芸術のメッカ、ブロードウェイを舞台にしたこの作品は、幸せな時間でした。








☆UHO計画
『journey』



川瀬邦成さんと僕の主催ユニット、UHO計画での公演も今年で3回目。

いつも通りのバカ全開のコント集。
今年もまた楽しいことがいっぱい詰まった稽古場であり、本番でした。

映像などで共演している方との舞台初共演や、やる気ある若手とのコラボは楽しかった♪

また来年出来るでしょうか?




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今年は大まかにこんな1年でした。

その他にもCMなどの映像作品でお世話になった方々や飲み会でお話しさせていただいた方、色々な方との色々な時間が今の僕の身になっています!
本当に、たくさんたくさん、ありがとうございました!


また来年も充実した1年にしたいと思いますので、今年お世話になった皆さま方、2017年もどうぞよろしくお願いいたします‼
初めて読みました、アラン・エイクボーンの戯曲。


面白い!
と第一印象で言うのは難しいですね、翻訳ものは。

やっぱり言葉のニュアンスだったり、台詞の背景にある文化だったり、色んなことを理解、把握した上で笑えるのかな?

あとは、生身の役者が目の前で台詞で言うのか、活字を追うのか、というのは非常に大きな差があると思います。


でも、コメディの臭いというのは読んでてプンプン漂ってましたから、楽しめましたよ。


お笑い芸人の、アンジャッシュさんのコントを読んでいるような感覚にもなりました。

もしかしたらアンジャッシュさんが影響を受けているのだろうか?


今年の10月に出演した『ルームサービス』に雰囲気は似ているのかもしれない。

読み込まないと深い部分の面白さは発見できないのかな?
時間が許すのなら、繰り返し詠みたいですね、



今回は一作のみではなく、戯曲“集”を買ったので、次が今から楽しみです。


さーぁ、一晩寝たら次、次~!
2日前、衝動で買った名作のDVD4本!
今日一気に届きました‼



現在東京で日本初演中『プリシラ』

ブロードウェイで生で観て衝撃を受けた『ジャージーボーイズ』

一年前、お借りして感動した、ロンドンの舞台版『ビリーエリオット』

そして、ブロードウェイの舞台版『レント』



今日はこの中から『レント』を観ました。


衝撃でした。
映画『レント』も観てますし、数年前東京で日本のキャストでも観てますが・・・舞台の凄さを映像として観て、発見するという・・・。


映像なのになんだ、この臨場感は!
この迫力!
飛んでくる本気の感情!


あらためて、舞台を続けること、生で演じることの重要さを感じました。

どんな形であれ、どんな作品であれ、生で演じることがどれだけ必要だろうかとあらためて、思い知らされました。


そして、感情を振りきった中で、いかに確率の高いパフォーマンスをするか・・・

ここが今の僕には一番足りていない様な気がしましたね。





知りすぎてるくらい知ってる作品でしたが、実はそれほど好きではなかった『レント』にここまで感動させられ、発見が多いとは!


今日届いたDVDは残り3本!
何が見つかるのか!


あぁ、役者辞められないなぁ。
歌うことも辞められないなぁ、絶対。