現在、映画公開中の「天地明察」の原作を読みました。
お薦め度:★★★★★
江戸時代に暦を作った人物(渋川春海)のお話(史実を元にしたフィクション)です。
おもしろいです。
江戸時代のお話なので、やや難しいところもありますが、
非常におもしろかったです。
数学や天文学に詳しい人なら、おもしろさ、さらにアップです。
(私はどちらも好きです。)
最初の問題も、なんとか解けました。
先日、たけしのコマ大数学科で、
面積から考えると解ける、というようなことを言っていたのを思い出し、30/7を導き出せました。
この本の中で、日食や月食の話が出てきます。
昨日は、オーストラリアで皆既日食がありましたが、
ケアンズに住んでいる私の妹は皆既日食を見れたそうです。
(ケアンズにいますが、曇りの予報で、車をぶっ飛ばして、晴れそうなところまで観たとのこと。
幻想的な眺めだったようで、うらやましい。
私もいつかは観たいです。)
原作を読んで、映画も見たくなりました。
来年には、テレビで放送されるかな?
(ちなみに、原作を読んでの、私なりのヒロインのイメージは、綾瀬はるかだなぁ。)
これ、大河ドラマにしてもおもしろそう。
保科正之を主人公にした大河ドラマがあってもよさそう。
私がこれを読んでの率直な感想。
主人公(渋川春海)がうらやましい。
国を動かすような大事業に関われるなんて、とてもうらやましいです。
もちろん、それだけの努力を本人がしていただからこそ、なんですけど。
それに比べると、私はただの数学好き、天文好きで止まってるなぁ。
人生の折り返し地点も過ぎ、何かを遺せればいいな、と思う、今日この頃です。