この郵政民営化後退のニュースといい、先日のモラトリアムのニュースといい、
たかだか５人しか衆参の議員しかいない国民新党に振り回されている感があります。
郵政民営化は大きく後退するでしょう。
これで、役人の天下り費用など無駄遣いを支えてくれる、
大きな大きな金融機関を国は再び手中にすることでしょう。
（つまり、入るお金がたくさんあるので、無駄遣いがなくならない。）
今日の報道ステーションで指摘していたのは、
預金者から預かったお金の運用に関して、かなり危ういとのこと。
国債を大量に買い支えるなどした後、国債の金利が下がってしまうと、
金利差(貸す金利 - 借りる金利)がなくなり、下手すりゃ１兆円以上の赤字が出ても不思議ではない。
そうなると、国民の税金がつぎ込まれることになるでしょう。
自民党も自民党で、ちゃんとチェック機能を働かせて欲しいのに、
一枚岩でないものだから採決欠席。
ちゃんと野党の役割果たしてもらいたい。
早く、民主党は国民新党との連立を解消すべきでしょう。
そのためには、参議院での単独過半数が必要です。
（国民新党と組むぐらいなら、自民党内の民主党よりの人を引き抜いた方がよさそうですが、
そう簡単にはいかないのでしょう。）
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