最近見つけた椎名規夫さんの人を動かす力 (アスカビジネス)/明日香出版社
という本を読んだ後、手放したいものがまだあったことに気づきました。
11月になってから、分析しない とか、怖がらせない とか、強い刺激を与えない とか、次々と手放したいものが出てきましたが、もしかするとまだあるのかもしれません。
今回の手放したいものがわかったところで、私が本当にやりたかったカウンセリングスタイルが、明らかになったような気がしています。
カウンセラーになる以前から無意識に気になっていたことがあります。
それは「私がうまくいった方法を誰かに教えても意味がない」というものです。
もちろん、人の経験から気づきを得ることはたくさんあると思っています。
そこには意味がないどころか大きな意味があります。
ただ、私はどうしてもそこに意味がないと感じてしまうのです。
そう感じるには理由があります。
私のカウンセリングのでは「その人らしさ」とか「個性」というものをとても大切にしています(いつの間にかそれを大切にするようになっていました)
私がうまくいった方法を伝えて、やっていただくのは、クライアントさんからすれば私の真似をさせられているだけで、そこには「その人らしさ」が表現されていないのです。
当たり前ですが、クライアントさんは、私とは違う人なのです。
私がうまくいった方法は、たまたま私に合っていたからうまくいったのです。他の人に合うとは限りません。
私が自分に合った方法を探したように、自分に合うやり方をクライアントさん自身にも探してもらいたいのです。
その人なりのうまくいく方法が必ずあるはずですから。
それをクライアントさんから引き出すようなカウンセリングを私はしたいようです。
その人の創造性というものを自分のやり方を通すことで潰したくないという思いが強くあることに気づきました。
「その人らしさ」や「個性」というものを私がとても大切にしているのにもちゃんと理由があるようです。
「その人らしさ」、「個性」というと漠然としているかもしれません。
それは「本当にその人がやりたいこと」でもあるのです。
やりたいことには誰でも積極的になります。
つまり「その人らしさや」「個性」を尊重すると、やる気が起きるのです。
本当にやりたいことに挑戦すれば誰でも主体的な生き方ができると私は思っています。
「この方法はうまくいくよ」人に言われてやるのもいいのですが、動機が弱いのです。
自分が本当にやりたいからやる。
そういう時の動機は強く、その人の無限の可能性を引き出します。
私は「その人らしさ」や「個性」を大切にするために、また一つ「自分がうまくいった方法を伝える」ことを手放そうと思います。
他人の価値観から解放されて、自分らしさを存分に表現して欲しい。
そんな主体的な生き方ができれば楽しいし、幸せな人生になるのではないでしょうか。
今日も読んでいただき、ありがとうございました
自信を育てるカウンセリング
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11月のスケジュール
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