新メニューの件と今の心境 | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

久しぶりの更新になります。

先週、新メニューのご案内をしてから、どうしてもしっくりこなくて、しばらく自分と向き合っていました。

どうしても今回は時間を掛けてしっかり向き合いたかったのです。

ちょうど乙女座の新月の時期だったので、乙女座新月生まれの私はその影響を強く受けたのかもしれないですね。

飛鳥さんの一斉ワーク も追い風になったと感じています。



新メニューの件ですが、いまひとつやる気が起きないので、一旦やめてみることにしました。

やめた後に「実は受けたくて検討していました」という声をちらほら聞いたりします。もしご検討くださっていた方がいらしたら、本当に申し訳ありません。

やる気が起きないという時、それは本当の私の望みではないとサインなのです。

深く自分の感覚を辿っていくと、以前の価値基準を採用していたことに気づきました。

「ああ、そうかぁだからやる気が起きなかったのかぁ」と納得しました。

どうして以前の価値基準を採用してしまったかというと、焦り(恐れ)があったからです。

これは以前からの私の考え方の癖なのですが、目に見えるかたちで前進していることが確認できないと、落ち着かなく焦りが出てきます。

目に見えるかたちというのは「何か新しいことをはじめる」ということです。

そうしていないと前進(成長)していないような気持ちになるのです。

何か新しいことをはじめなくても、人は前進していますし成長もしているのですが、どうしてもそれが私の中では認められないのです。

その根本には「人の役に立たない自分には価値がない」ということがあります。

今回は「自分の経験を伝えるということにのみ価値を置いている」ということもセルフカウンセリングでよくわかりました。

もちろん経験にも価値はありますが、それ以前にそのままの私自身にも価値があるのです。

そのままの私をいつまで経っても認められていなくて、スッカスッカな状態なのです。

「そこを認めることなんだなぁ」

というところはわかったのですが、認める方法がすぐにはわかりませんでした。

そのうちわかるだろうと思っていたら、乙女座新月の日にそれがわかったのです。

答えは「自分らしい生き方を貫くこと」でした。

自分の課題を丁寧に一つ一つ向き合って乗り越え、成長していくこと。

これが唯一この人生で、私がやりたいことであり、私が楽しいと思うことでもあり、それしかないのだなぁということが今回とても腑に落ちました。

私はカウンセラーとして仕事をしようがしまいがそんなことは関係なく、ただ自分の課題に向き合い、自分を許していきたいのです。それが私にとっての幸せだと確信しているからです。

私が今することは、新しいことをはじめることではありません。

そうやって自分に鞭を打って、先に進もうとせず、自分を許してあげることが、ここでの課題だということがわかりました。

今までこういう場面が来ると必ず、私は焦ってもがいて前に進もうとしてきました。

それも悪くはないのですが、何回もそのパターンは繰り返しているので、もうそこからは卒業してもいいのだと思います。

今回の場合では、新しいことをはじめようとするのは、自分以外の何者かになろうとしていることなので、自分らしい生き方からは外れています。

何かをはじめようともがかずに、じっくり自分と向き合って行くこと。これが私の答えです。

今回の大きな気づきは「地に足が着いていないなぁ」ということ実感したことでした。

フワフワと妄想の世界を漂っている自分をみつけ、現実の世界に自分を引き戻しました。

依存的に妄想の世界を生きることと、主体的に現実世界を生きることのどちらが良い、悪いはありません。

依存的に妄想の世界を生きることを幸せとする人もたくさんいることでしょう。

私は主体的に現実世界を生きる方が好きですし、そういう生き方に私の幸せがあることを知っているので、そちらを選択すると決めています。

ですから、私のお客さんは「主体的に現実世界を生たいと思っている方」だけです。

例えば、歌手やアーティストなどはライブやコンサートなどで、役者さんはドラマや舞台で非現実的な世界へ私たちを引き込み、楽しませてくれます。

そういったフワフワとした心地よい非現実的な世界を提供する役割の方もいます。そしてそれはとても素晴らしいことだと思います。

バランスですから、人はそういう非現実的な空間を楽しむことも必要だと思います。

私が提供できることはこれとは逆に現実世界を見せてあげることです。

自分が妄想の世界を生きているのか、現実の世界を生きているのかがわからない方がたくさんいらっしゃるのです。

非現実的な妄想の世界と現実世界は背中合わせになっています。

妄想の世界に生きている人は現実世界を背にして、妄想の世界だけが視野に入ります。

現実世界に生きている人は妄想の世界を背にしているので、現実世界だけが視野に入ります。

私ができることは、本当は現実世界を生たいけれど、それが叶わず妄想の世界に生きざるを得ないと思っている方の悲しさや悔しさを受けとめた上で、クルッと180度回転してもらって現実世界を見てもらうことだけです。

現実世界を見た上で、そちらの世界を選択するか、元の妄想の世界を選択するかはその方の自由です。

私にはそれぐらいしかできないのです。

自分が無力だからという意味ではなくて、それが人のためにできる限界だということです。

それ以上のことは余計な手出し、口出しになり、相手にとって非常に迷惑なことになります。

これまで、それ以上のことを私は一生懸命しようとしてきました。

これは、そのままの自分を認められていないからです。

そのままの自分を認められれば、私は人の役に立つことにこだわらないと思うのです。

本来人は、そのままの自分として生きるだけで誰かの役に立つからです。

自分の人生を貫くことが、自然と誰かの役に立つということなのでしょう。役に立つのは結果論なのです。

私がこれからやることは人の人生に余計な手出し口出しをすることではなく、今までそこに使われたパワーを自分の人生を生きることに使うことです。

人の人生に余計な手出し、口出しをすることは、その人の役に立ったと錯覚を起こして自分を満たそうとすることです。

そうやって妄想の世界に生きていた自分を今回しっかり見つめていました。

傍迷惑なことばかりやってきた自分、まだやろうとしていた自分にしっかりガッカりしました。

私がうつを治そうと思っていた時、現実世界を生きていたことを思い出しました。

そんなふうに生きればよかっただけだったのです。


人の人生に余計な手出し、口出しをせず、ただ自分の人生を生きる。

今回少しこれが掴めてきたような気がしています。

ちょっと時間が掛かりましたが、前に進もうという焦りもなくなって、今気持ちがとてもすっきりしています。


今日も読んでいただき、ありがとうございましたクローバー




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