私が結婚したのは今から10年前の33歳の時です。主人も同じ歳なので33歳の働き盛りでした。
結婚する時に主人は「出世したい」と言っていました。
結婚してから、私がうつ病で入院したり、調子を崩すことが続いて、会社を早退したり、休んだり、私がうつ病を治そうと思った頃には、不眠からくるめまいに悩まされて、主人の方が危うい状態にまで陥いって2ヶ月くらい休職していました。
私のためにいろいろ無理してくれていたのでしょう。仕事や会社のことはよくわからなかったのですが、休職というのが一番ダメージが大きかったのか、主人の出世の道は断たれました。
他にもいろいろ迷惑掛けてきたのですが、そこにも大きな負い目を感じて生きてきたように思います。
迷惑掛け放題、わがままし放題で今に至ります。
お金のやり繰りさえつけば、私がやりたいということばすべてやらせてくれました。
心屋塾のマスターコース参加するために京都まで通っている時、新幹線の切符の手配やホテルの手配も毎回主人がしてくれていました。一人旅がはじめてで不安だった私の道案内のために初回は京都までついてきてくれました。
カウンセラーになってからは、ホームページを作ったり、ブログのカスタマイズもしてくれました。みなささんがいつもお申し込みに使われるフォームも、セキュリティ面を考慮して主人がその都度手作りしてくれています。
うつ病の頃から今でもそうですが、私が私らしく生きられるように、できるサポートは全部してくれたのだと思います。
私は長いこと、主人の仕事の邪魔をしてきたこと、出世の道を断ってしまったことを後悔し、罪悪感を抱えて生きてきました。
今は、そう思っていません。
それは全部、主人がやりたくて、やってきたことだと思うからです。
主人も自分がやりたくてやってきたと言いますし、この10年いろいろなことがあったけれど、楽しかったとも言っています。
私が私らしく生きるためにサポートをすることが主人の愛でもあり、主人らしい生き方だったと感じるのです。
私はいつでも、ただその愛を受けとればよかったのです。
自分が与えた愛を、受けとってもらえないことほど、人にとってツラいことはありません。
主人の愛を全然受けとれないところからはじまり、少しずつ受けとれるようになり、今はかなり受けとれるようになりました。
今年の1月に「心理カウンセラーはやめよう」と思った時に自分の愛を表現できなくなるツラさを感じていましたが、もう一つ他のツラさを感じていました。
ここまできて、私が挫けるということは、主人の愛を受けとらないことになってしまう。
それが、なにより私にはツラかったのです。
人は愛を与えて、受けとって、ただその繰り返しに幸せを感じて生きているのかもしれませんね。
愛を表現できなかった時、愛を受けとれなかった時、人は悩み苦しむ。
その悩み、苦しみも愛で、人生というものは、いろいろな愛を知る旅なのではないかとつくづくそう思います。
与えることも大切ですが、受けとることも大切にしていけるといいですね
今日も読んでいただき、ありがとうございます
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