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で「感情が揺れて不安になった時に、人は無意識に自分を守るため親のせいする」ということをお伝えしました。
それではなぜ、人は自分を守るために親のせいにするのか?今日は私が感じているその理由をお伝えしようと思います。
子供は親に甘え、頼らなければ生きていけない存在です。
子供の頃体験したこの感覚を人は、強烈に記憶しているのだと感じま
す。
だから、感情が揺れて不安になった時に、人は無意識に自分を守るため親のせいにするのです。
なぜ、親のせいにするのか?
人は生まれてからすぐに、他人に甘え、頼らなければ生きていけないことを親から守られる経験を通して学ぶのだと思います。
人は一人では生きていけないのは確かなことですが、大人になれば、子供の頃のように親の許しを得なくとも自分の裁量ですべてのことを決めて生きていくことができます。
また、人は本来親の生き方を通して、子供のような甘え方や頼り方から、大人としての甘え方や頼り方にシフトしていくものだと思います。
ただ、こころの問題を抱えて苦しんでいる方のほとんどは親から大人としてのあり方を学んでいないため、このシフトができないでいるのだと感じるのです。
それは親自身も子供の頃、親からこのことを学んでいないためです。
人は自分が経験を通して学んだことしか子供に教えられないのです。
適切な依存をしながら、自分がほんとうにやりたいことを諦めずにやっていく。
その人が本当にやりたいことをやることは、わがままなことではありません。
その人が本当にやりたいことをやることが、人の役に立つからです。
自分ができないことを誰かに補ってもらい、自分ができることで誰かを補う。
これは、必ずしもビジネスでなければいけないというわけではありません。
その人がその人らしく生きることで、人は誰かの力になれるのです。
そんなふうに自立と依存のバランスをうまくとれるようになってはじめて人は大人になるのかもしれませんね。
私はカウンセリングをする時にクライアントさんの親の役割をしています。
親に教えてもらえなかったことを、わかりやすくお伝えしたり、子供の頃に親に言って欲しかった言葉をクライアントさんの親御さんになり代わってお伝えしたり、親にわかって欲しかった気持ちを理解しようと努めています。
親は自分の生き方を子供にみせて、そこから子供は大人としてのあり方を学びますから、擬似親である私も私の生き方をクライアントさんにみてもらいます。
それはブログを通してだったり、カウンセリングを通してということもありますし、これからの活動すべてにおいてみなさんにみていただきたいと思っています。
正直、完璧な親の姿をみせる自信はありません。
そして、完璧である必要もないと思っています。
親だって一人の未熟な人間なのです。
子育てを通して親自身も成長していきます。
未熟なので、失敗も何度もすることでしょう。
そんな姿をみていただくことで、失敗しても、自分がらやりたいことを諦めずやり続ければいいことを学んでいただけると思います。
そんな未熟な私でも相談したいと思ってくださる方がいらっしゃることが今の私の幸せです。
擬似親ではありますが、子育てを楽しみながら自分自身も成長していけると嬉しいなぁと思っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございました
自信を育てるカウンセリング
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