ジャッジが強く出てしまった理由 | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

先ほどMさんからいただいたご感想の記事 のその後のお話しです。


※こちらの記事もMさんの許可を得て書かせていただきました。


Mさんのカウンセリング最中に私のジャッジがいつになく強く出てしまった理由がわかったのです。

私がブレブレだったというのが根本的な原因ではあるんですけど。

そこは間違いないです。

それにしてもMさんへのジャッジがあれほど強く出た理由がわからない。

考えたところで変な方向に行きそう出し、わからないのでその辺は放っておくことにしました。

そうしたら、ある日稲妻に打たれたように気がついたのです。

私が主人とのやり取りをする中で、取った自分の言動がMさんの彼と被るんです。

まったく一緒な感じだったのです。


そしてカウンセリング中のMさんの話しを思い出すと、自分とMさんの彼の性格が似ていたところが他にもあったのです。


自分をMさんの彼に投影してた。

投影って言ったら、全ての人は自分を写し出す鏡ですから、Mさんにももちろん自分を投影しているわけですけどね。

Mさんの彼と自分がピッタリと被ってしまって、クライアントであるMさんに共感するところを、Mさんを超えてMさんの彼に共感してしまっていたことに気づいたのです。

Mさんが彼に対する不満を話されると自分が責められているように感じとってしまっていたみたいです。

もちろん、Mさんは不満を話しただけで、私が責めらているわけもないのですが、私だけが勝手にそう感じてジャッジが強く出てしまったようです。

このことがわかって、スッキリとしましたが、それと同時にMさんにすごく申し訳なくなって、事情説明とお詫びの電話を入れさせていただきました。

まさか、そんなことになっているとは思ってもみないので、Mさんもちょっと戸惑われたのかもしれません。

その時に、Mさんから彼の性格をお聞きすると、まぁ、出る話し出る話し、全部自分に被るのです。

「そうそう」

「そうなんです、私もそういうところあるんです」

性別を超えて、世の中にこんなにも似た人がいるのだろうか??

という驚きとともに、親近感すら湧いてくる始末で、真剣に謝っているのに、終いにはMさんと二人で笑ってしまいました。

カウンセリングの最中に自分とMさんの彼が似ていると意識の上ではわかりませんでしたが、無意識は先に察知してたんだと思うのです。

クライアントさんご本人が自分と似ていることは多くあることで、共感もしやすいのですが、クライアントさんの彼と自分がここまで似ていることは稀で、こんなこともあるんだなぁとびっくりしたのと同時にとてもいい勉強になりました。

なかなかこんな経験もできないと思ったので、Mさんとご縁をいただき本当にありがたく思いました。

そしてそして、ああ良かったー。

二回目のカウンセリングを前にして気づけたことが何よりでした。

ここを掴んでおけば、もう大丈夫です。

ジャッジを横に置くことがかなり楽にできるはずです。

お電話していて、Mさんの様子が本当に穏やかなんです。

私がキツイ人だと勝手に決めていたのです。

自分がMさんのことをキツイ人に仕立て上げてしまっていたことが、ものすごく腑に落ちて、そのこともすべてMさんに正直にお話しして謝りました。

Mさんが最後におっしゃるのです。

「カウンセラーさんがこんなふうに謝りの電話を掛けてくれたのは、はじめてですよ」

私も正直、この事実をクライアントさんに告げることがクライアントさんご自身のためになるのか、わからなかったのです。

カウンセリングやカウンセラーに対する不信感が募って、これから(私以外のカウンセラーのカウンセリングにおいても)のカウンセリングが上手くいかないことにならないか?

自分だけ告白して、スッキリしたいだけなんじゃないか?

いろんな考えが頭を巡りましたが、

私が、Mさんに事情説明とお詫びをしたかったからするんだ。

それだけだと思って、お電話しました。

Mさんがおっしゃるのです。

今まで、何人かのカウンセラーさんのカウンセリングを受けてきて、毎回いい感じがしなかったと。

もっと酷いと感じたことが沢山あったんだそうなんです。

うわぁーー、ごめんなさい!!

それだけカウンセリングで傷ついてしまっていたところに、また今回私がやらかしてしまったのですから。

ただ、ここで自分を責めるのはやめにしました。

私がすべきことは自分を責めることではなく、今後のMさんのカウンセリングに力を注ぐことですから。

Mさん、この度は本当にご迷惑お掛けしました。

寛大な気持ちでお許しいたただき感謝いたします。

ありがとうございました。

次回のカウンセリング、よろしくお願いします!


今日も読んでいただき、ありがとうございましたクローバー


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