体操の先生のお話 | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

今日は、週に一度通っているきくち体操の日でした。きくち体操をはじめて、早いものでもう2ヵ月経っています。


今までいかにからだを使わずに衰えさせてきたのか、体操のキツさで実感しています(><;) 筋肉が衰えてい


る人ほど動くと痛かったり、硬かったり、動きが悪いものです。まぁ、それはそれで仕方ない。現状は認めた上


で、少しでも良くなるよう毎日家でも体操を継続しています。最初は毎日15分やっていたのですが、最近は朝20


分、夜20分くらいやってますかね。集中してやっているといつの間にか時間が過ぎてしまうので、忙しい朝は目


覚まし時計を掛けてやっています(^^ゞ そんなこんなで、本当に少しずつですが筋肉もついてきているようで


す。


今日は、動き始めてすぐに先生が金曜日のはじめての人が通うクラス(通常1時間30分ですが、初心者向けに


1時間のクラスがあります)に先日見学に来た方のお話をはじめました。その方は股関節が悪いらしく、「筋肉を


つけないと股関節も痛みが出てくるので来てみました」とおしゃったそうです。「そう、その通りですね」と先生も言


っていらっしゃいました。ただ、その後がなんともかんとも。。だったそうです。


きくち体操の基本の動作の中に、背筋を伸ばして座る(足を前に投げ出して)、片方の膝を曲げ、伸ばした片脚


に乗せて足と手の指で握手して足首をゆっくり回す。という動きがあります(反対回しもします)


この動作、股関節が悪い方は膝を曲げた足を伸ばした片脚に乗せることが難しいのです。その方は、足首を回


すところまでできなかったようで、それでも先生が感覚を覚えてもらおうと一生懸命グルグル足首を回してみた


そうです。そうしたら、脚や股関節の方まで響くので良くなる感覚が掴めたらしく、「すごいですね、この体操すご


い即効性があるんですね!」と喜んで言われたそうです。でもその後に「お金払っても良いからこうやってグルグ


ル回して下さる方いないかしら?」と言われたそうです。その後も、他の動作でやはり先生がお手伝いしては「そ


うやって支えて回して下さる方がいないかしら?」と最後までその繰り返しだったそうです。


先生は、「自分で意識して動かすから、筋肉がついて良くなっていくんですよ!、誰かにやってもらってもちっと


もからだは良くなってはくれないんですから」と当然のことを言われました。結局、その方は次回からいらっしゃ


ることはなく、先生も残念だとおっしゃっていました。先生も、何度も自分で動かすことの大切さを伝えてみた


そうですが、理解してはもらえなかったと。「私も、そういう人にどう説明したらわかってもらえるかまた考えてみ


ないとね。今回私もすごく勉強になりました」とおっしゃっていました。


私も最初は「本当にそんな人いるの??( ̄□ ̄;)」なんて思って一瞬苦笑してしまったのですが、なんのこ


とはない考えてみれば、自分もそんな人だったのではないかと以前の自分を振り返り自分自身に苦笑してしま


いました。過去形にしたけれど、今もまだ少しだけ、そんなところもあるかもしれませんね。気をつけなければ苦笑


私は、病気になっても薬が治してくれる、病院の先生が治してくると思い込んでいたのですから。


その方のおっしゃることもそれと同じなんだなぁと思いました。先生も「ちゃんとその方知識はあるんですよ、筋肉


がないと股関節の動きが悪くなるって理論はしっかり理解されているんです、ただどうすればその筋肉が育つか


という知恵がないんです」と。先生は、「教室に通う生徒さんは自分を良くしようと前向きにな方ばかりだから忘れ


そうになるけれど、世の中その方のように誰かが自分のからだを良くしてくれると思っている人の方が多いのか


もそれないですね」と続けられました。


この先生の話は体操だけのことではないなぁとその時考えながら聞いていました。


栄養でも同じですよね。私は最初、サプリメントを飲んでさえいればからだが良くなってくるという思い込みがあり


ました。途中から、「ああ、違うそんなことじゃなかった」と気がつきましたが。栄養素は単独で働くものは一つも


なくいろいろな栄養素がお互いに作用しながら働きあっているんですよね。どんなサプリメントを摂っても食事か


ら摂る多種類の栄養素に敵うものはないのです。サプリメントを飲むことは先生が言っていた見学にいらしてい


た方が筋肉がないと股関節の動きが悪くなるという知識と同じです。そして、先生が言っていた、「自分で意識し


て動かすから、筋肉がついて良くなっていくんですよ!、誰かにやってもらってもちっともからだは良くなってはく


れないんですから」と言っていたのは、自分に必要な栄養素を意識して、自分自身が食材を選び、作り、しっかり


食べることなんだろうと思います。この体操を創設された菊池先生の本にも赤字で書いてありますが、「自分の


からだは自分自身でしか良くしていくことができない」本当にその通りだと思います。理論を勉強されるのは良い


ことです。でも、知識があっても自分自身を良くする行動に動きださなければ意味がないのです。たんぱく質と


言えば、アミノ酸やプロテイン(粉のね)やビタミンCやB群、鉄や亜鉛、というとサプリメントのタブレットやカプセ


ルが思い浮かびませんか?理論ガチガチにならないで、たんぱく質やビタミンC、ビタミンB群、鉄、亜鉛はどん


な食材に入っているか意識するだけで良いんじゃないでしょうか?細かくは良いんです、いろいろな栄養素がお


互いに作用しあってはじめて栄養素は働くことができるのですから、いろいろなものを食べれば良いのです。


まぁ、これは運動、栄養だけの話ではないですけどね。


私も、「自分のからだは自分自身でしか良くしていくことができない」このことがわかったので、ここまで来れた


ような気がしています。そして、先生がおしゃっていた知恵を使うことができたんだろうと思います。


そして今後も更に健康に、前向きに生きられるよう、このことは絶対に忘れないようにして行きたいです。今日


の先生のお話は、私にとって再確認の機会になりました。