おじさんの格言シリーズ(勝手にシリーズにしてしまいましたが。。)最終回です。
おじさんは、「とにかく人の言うことは聞くもんだ!」と言っていらっしゃいました。タバコも酒も好きなだけ飲んで、
好きな物だけ何も考えずに食べてきて、周囲が止めるのも聞かずにその生活を続けてきた結果が心臓の疾患
として表れたのだと理解できたからでしょう。他人の助言はなんでも聞いてすぐに実行する覚悟だそうです(;^_^A
おじさん、素直なのは素晴らしく良いことですけどちゃんと自分で考えてそれが今の自分に必要なことか理解し
てから他人の意見は取り入れて下さいね。。そうじゃないと、また後悔することになるかもしれないですから。
おじさんは最近、自分の今後が心配で気が滅入りがちになり、食欲も落ちているそうです。今まで食べてきたも
のが悪いんだという反省と食欲のなさから、最近はほとんど素麺ばかり食べているそうで、栄養カウンセラーさ
んや私からそれは、あまりにもひどい食事内容だと注意されました。素麺の栄養主成分は糖質ですからね。手
術前のからだを整えておかなければいけない時期に糖質の多い食事をしていることが私達にはとても危険にみ
えたのです。味噌汁や卵を控え、肉も魚もほどんど摂らずに素麺だけで済ませる食事が普通なんだと思ってい
たようでした。でも、それは違うと言われてすぐに栄養相談を受けるべくお宅に戻りすぐに奥様を連れていらっし
ゃいました。私はそこで帰ってきましたが、栄養相談を受けて知識を身に付けられたのではないかと思います。
おじさんは、「俺は、何でも言うこと聞いちゃうよ!」と何度も言っていらっしゃいました。その様子が、ご本人は真
剣でいらっしゃるのですから、笑っちゃいけないと思いつつ妙におかしく感じられた私でしたσ(^_^;)
でも、私も思うんですよね。おじさんと同じく「他人の言葉に耳を傾ける」っていうこともまた大切なことだなぁと。
私も30歳の若さで体調を崩しはじめたくらい、生き方に無理があった人間ですから、周囲でそれに気が付く人も
当然いる訳です。中学や高校の時の先生や職場の人、友人とか。今考えると、周囲の親切な方々は私に気付
かせてくれようとしてくれていたのだと思うのです。でも、私はかなりの意固地な性格でひねくれていたんです。
他人の意見なんか無視して真面目に聞いたことなんてなかったように思います。その果てに病気になったとも
言えるような気がします。もう少し私に素直さがあったら、人の言葉に耳を傾ける余裕があって生き方を改める
ことができればもっと生きやすく健康な生活が送れていたかもしれません。
考えてみれば、一昔前の時代はそんなコミュニケーションが取れていたんでしょうね。今みたいにカウンセラー
さんや臨床心理士さんなんていない時代はあったのですから。それでも、お互いに他人を思い遣り悪いことは
悪い、良いことは褒めてそんなコミュニケーションができれば病む人も、犯罪に走る人ももっともっと少なくなる
のかもしれないと。それにしても、「他人の言葉に耳を傾ける」余裕や素直さは本当に大切だと病気になってか
ら、これも感じたことの一つです。特に病気の真っ只中にいる時の私はこの姿勢が皆無で、意固地の極致でし
たから(-"-;A
今はどんな批判的な意見や辛口意見でも反対意見でも、ただの嫌がらせ等と思わないで、良く考えてみること
にしています。そういう意見の中にも一理あることが多いからです。ただの嫌がらせとして切り捨てるのはもった
いないと思っているんですよね。そして、他人に指摘された良い部分だけ吸収するようにしています。
随分、素直になったもんだなぁと自分でも思います。
おじさんや私は病気になって、そういう他人の親切を感じることができて幸せな人間なんだなぁと思います。
おじさんには、手術や術後もっと大変になるだろうけれど、焦らないで頑張って行って欲しいです