おじさんの格言その1 -自分を大切にする- | 許可の向こう側の世界に行こう  自信がなくて生きづらい人のための優しいカウンセリング

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名古屋市北区で「本気のスイッチ入れる会」をやっています☆山崎 忍

私は月に一度、通っているクリニックの栄養に関する勉強会に出席しています。栄養カウンセラーさんが、各栄


養素の性質や働き等についての説明をしてくれます。今月はその勉強会に本日参加してきました。


今日は他にもう一方参加されているタイトルにも出てくるおじさん(というと失礼ですよね、私だっておばさんなん


ですから。でも、ここでは親しみの気持ちを込めてそう呼ばせていただくことにします)がいらっしゃいました。


おじさんは、私がクリニックに入って行くと「若いのに勉強しようなんて偉いね」なんて感心している様子でした


が「いえいえ、私は病気になってこういうことも大切だと意識するようになったんですよ」と話しました。


おじさんは「そうだよね、俺も今病気して大変で、こういう勉強会をやっているんだって知ったからすぐに来てみ


たんだよ」と言っていらっしゃいました。話を聞いてみるとおじさんは今、心臓が悪いらしく最近は息苦しさが増し


てしまって近々、手術(簡単な処置らしいですが)を受ける予定で相当不安そうでした。ご本人曰く、とっても怖が


りらしいです(;^_^A  とっても威勢の良い方面白い方なのですが、時折溜息をつかれていて、その時に見せる


表情が固くちょっとだけ抑うつ気味なのかなぁと心配になりました。その後の話で、おじさんは病気になった原因


を考えた結果、ずっと手放せなかったタバコとお酒を一切止められたとのことでした。食べるものも好きな物を


好きなだけ、良く噛みもせずに食べていたのがいけなかったということを反省されているようでした。


それでも、おじさんはすごく素直で素敵な人だなぁと私は思いました。食べ物はコレステロールが溜まると良くな


いので、卵も止めて塩分摂り過ぎが悪いので味噌汁は全く飲まず等あまり良いと思われない食事をしているよう


でしたが、それでも病気をして自分自身の存在をとっても大切に感じることができているんだなぁと私は嬉しく思


いながらおじさんのお話を聞いていました。


病気をした人には、「自分を大切に思う気持ち」が一番必要になってくるんじゃないかと私はいつも思っていま


す。そういう気持ちがその人を健康に導くと思うからです。


自分を大切にしようと思わなければ、病気を治して健康になろうなんて思えないですし、その為の努力もできない


んです。私もうつ病でいた頃は自分を大切に思うことができませんでした、だからいつまでも病んでいたんだと思


います。ずっと辛かった過去にこだわっていましたね、あの頃は。そこから抜け出したのは、これからの自分を考


えはじめてからだったように思います。皆、人に言えないくらい辛い過去を抱えているんです。それでも、今から


先の未来があるんです。ずっと過去をみて苦しんでいたら今から先の未来もその苦しみが続くことになります。


私は、「まだ遅くない自分の未来を幸せなものにしたい」と考えるようになりました。


それからですね、自分自身を大切に思えるようになったのは。今までの生き方の無理を反省して、それまで負担


を掛けていたいた自分自身のこころやからだに申し訳ないと思うようになりました。


だから、今も自分のためにできることを頑張って続けられています。そして健康になって、楽しい、やり残している


ことを全部し尽くせる人生にしようと思うことができます。


手術を控えおじさんはまだまだ不安そうでしたが、私はおじさんにも自分と同じような「自分を大切にする気持ち」


を感じて幸せな気持ちになりました。


おじさんも、今が正念場頑張っていただきたいです。