かぶとじゃこの煮物を作りました。とても貧乏臭く見える煮物ですが、昆布出汁を濃くとって味付けは塩、しょう油
のみと薄味でシンプルな、かぶ本来の甘さが感じられる美味しい煮物です。かぶの根にはビタミンCがかぶの葉
と茎にはビタミンKが多く含まれるようです。ビタミンCは熱によってだいぶ失われてしまうでしょうが、食物繊維は
確実に摂れると思います。作り方は簡単です。昆布で出汁をとって、塩、しょう油で薄く味を付けたところに、半
分に切ったかぶの根(この日は小かぶだったので半分にしましたが、大きいものは1/4に切った方が良いと思い
ます)を入れてやっと竹串が通るくらいになったら、茎を入れて煮ます。もう少ししたら葉を入れて火を止めま
す。火を止めたらじゃこを入れて完成です。昆布出汁で野菜を煮るというのは、以前にいつも通っている内科の
栄養相談で管理栄養士さんに教えていただきました。管理栄養士さんには昆布茶で煮ると良いと教えていただ
いたのですが、昆布茶にも添加物、糖類等含まれているので、「毎回それが無いと味が決まらないとなるのもな
んだか嫌なんですよね」とわがままを言うと、代わりに昆布出汁の薄味煮物を教えていただきました。昆布出汁
だけでも美味しくいただけますが、気分次第でじゃこを加えています根、茎、葉とも火を通し過ぎないのが
ポイントです 自然の甘味が感じられる料理です。