2018年2月16日 | 寄り道だらけの日々〜いつも心に音楽を〜

寄り道だらけの日々〜いつも心に音楽を〜

心惹かれる音楽との出会い、日々のことなど
気ままに書いています。
クラシック音楽が大好き。
ピアニスト角野隼斗さんの
垣根を越えた類い稀な自由な音楽性に魅了させられています。




結弦さん

今日2月16日は

平昌オリンピックのショートプログラムの日ですね。


あれから2年。

つい昨日のことのような

もう何年も前のことのような

そんな気がします。





2018年2月16日
江陵アイスアリーナで

あなたを応援した時間は

私の今までの人生で
1番ドキドキして緊張した時間。

そう言ってもいいくらいです。

あの日の抜けるような青空と
キンと冷えた空気は今も感覚として記憶に残っています。



オリンピックを目前にして
怪我してからの沈黙の長い長い時間の間に、

あなたの金メダルを疑ったことは不思議なくらいになかったけれど

けれど、


あの日のバラード1番を見るまでは
緊張して張り詰めた気持ちが
解れることはなかったです。



演技が始まる前には
もういろんなことが押し寄せてきて、

結弦さんの歩んできた道のりや

応援してきた日々が蘇り

江陵アイスアリーナのあの場に辿り着くまでも本当に紆余曲折あり、大変だったなぁと
そんな自分の様々な都合までもが

ドッと押し寄せてきて 

リンクにいる結弦さんを見ただけで
胸がいっぱいになってしまって
始まる前から涙ぐむ始末でした。


始まる前の緊張という言葉では表現しきれない張り詰めた静けさから
最初の一音が鳴り響き、


最後まで僅かに残っていた不安のカケラなんて最初からなかったようにきれいに払拭してくれたような

バラード1番。

極限の緊張のはずなのに

水のように静かでいて
その動きに叩くピアノの鍵盤が見えるような躍動感がありつつ
極上に滑らかで


息をするのも忘れて
結弦さんのスケートの世界に入り込んだ
2分半でした。





ああ、本当にずっと待っていた結弦さんが


そこにいました。


夢のように素晴らしかったですね。



そうして

想像をはるかに超えて

帰ってきてくれた結弦さんに

「おかえりーー!」

と夢中で叫びながら誰かれ構わず抱き合って流した涙は

結弦さんのために流した涙で
1番嬉しかった

そんな瞬間でした。


結弦さんも「ただいま」

と言ってくれていたのを帰ってから録画で見て
結弦さんを応援し、
見守る全ての人と心が繋がっていたんだなぁと
また胸が熱くなりました。


今となれば知っているけれど
結弦さんが長引く痛みを抱えながら
あの場にいたことは知らなかったのでした。





あれから2年。

いろんなことがありましたね。

2020年の今、
再びバラード1番と共に再び歩き出した結弦さん。

平昌の演技とはまた違う魅力の成熟した四大陸選手権の演技、素晴らしかったです。

25歳の結弦さんとバラード1番が
この先どんな風になっていくのか

ワクワクしながら楽しみにしています。





最後にあの日の思い出の旅日記を。


2年後の今日は仕事でした。
昨日はプログラムコンサートを見返しながら
すっかり夜更かししちゃって眠いの〜。

ああ〜早くもろもろ片付けてゆっくりこたつで結弦さんのスケート見たいな。


かれん


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