ダンスをしてみたい、という気持ちからすべては始まりました。
今まで一度も経験のなかったダンスは、動きについて行くことが出来ません。レッスン時間だけではとても覚えられないので、動画を撮らせてもらい、次のレッスンに行く。そんな事を続け、今では綺麗には出来ないまでも、レッスンの中で振りを覚えて、何とか似せる事が出来るように。
出来ないと思ってた事も続けてたら何とかなるのよね。もちろんまだまだ課題は山のようにあるんだけれども。
ダンスを続けているうちに、KOYUKIに出会いました。
仕事ではなく、養成所でもない場所で表現出来る場を得る事が出来ました。それはボクにとってかけがえのないバショであり、幸せな時間でした。
自分たちで作品をつくり、衣装を用意し、お客さんに観ていただく。想像していたより大変で、想像していたより楽しかった。
出来る様になった表現は、養成所でも演技に、振りの一部や身体の使い方を取り入れたりしていました。
今回のショウ、実はまったく違うものをする予定でした。本番10日前に予定していた演目が他の出演者さんと被っていて、変更を余儀なくされました。
どうしようという不安より、お、楽しそう!って気持ちが強くなりました。KOYUKINらしい。
明らかに試されてると感じました。
そこから文字通り怒涛の様な日々が続き、前日には行ける!と思えるカタチになりました。
自分が出来ることはメンバーの中では少ない。でも自分にしかできない事もあると感じれました。
一度壊すことの意味。持っているものを手放す事。そんな事を強引にではあるけど経験する出来事でした。そして、10日間という短い時間ではあったけれども、当初予定していたものよりは確実にいいものが出来たと確信しています。
KOYUKINは一度解散となりますが、また表現出来る場所を得て、舞台に立ちます。
更に進化して帰って来ますので、その日までしばしお待ちください。
KOYUKINありがとう。
ずっとずっと好きです。
青山羊 うる